中央ドライブ・ケージの取り付け

中央ドライブ・ケージを取り付けるには、この情報を使用します。

このタスクについて

サーバー構成によって、以下の中央ドライブ・ケージのいずれかをサポートするサーバー・モデルがあります。

ドライブ・ケージ・タイプ	バックプレーン・タイプ
2.5 型 8 ベイ中央ドライブ・ケージ	2 個の 2.5 型 SAS/SATA 4 ベイ・バックプレーン 2 個の 2.5 型 NVMe 4 ベイ・バックプレーン
3.5 型 4 ベイ中央ドライブ・ケージ	1 個の 3.5 型 SAS/SATA 4 ベイ・バックプレーン

重要

• 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインをお読みください。

• このタスクを行うには、サーバーの電源をオフにし、すべての電源コードを切り離します。

• 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。

• 中央ドライブ・ケージは、一部のサーバー・モデルでサポートされていますが、温度要件があります。サーバーが許容される周辺温度を満たしており、正しいヒートシンクとシステム・ファンが使用されていることを確認するには、温度規則を参照してください。必要に応じて、最初にヒートシンクまたはシステム・ファンを交換します。

  • プロセッサー・ヒートシンク・モジュールの取り付け

  • システム・ファンの取り付け

• サーバーを 32 x 2.5 型 NVMe 構成にアップグレードする場合、まずケーブル壁面ブラケットを交換します。(32 NVMe 用) ケーブル壁ブラケットの交換を参照してください。

手順

1. バックプレーンにケーブルを接続します。
2. 中央ドライブ・ケージにバックプレーンを取り付けます。
   図 1. 2.5 型中央ドライブ・バックプレーンの取り付け
   

   

   
   
   1. バックプレーンの下部をドライブ・ケージの下部にあるスタッドと位置合わせし、バックプレーンをドライブ・ケージまで下ろします。
   2. カチッと音がして所定の位置に収まるまで、バックプレーンの上部を押し込みます。バックプレーンの穴がドライブ・ケージ上のピンを通過し、リリース・ラッチによりバックプレーンが所定の位置に固定されていることを確認します。
   図 2. 3.5 型中央ドライブ・バックプレーンの取り付け
   

   

   
   
   1. バックプレーンの下部をドライブ・ケージの下部にあるスタッドと位置合わせし、バックプレーンをドライブ・ケージまで下ろします。
   2. バックプレーンの上部を押し込みことで、バックプレーンの穴がドライブ・ケージ上のピンを通過し、リリース・ラッチを閉じてバックプレーンを所定の位置に固定します。
3. 中央ドライブ・ケージとドライブを取り付けます。
   注

   • 図は、2.5 型中央ドライブ・ケージの取り付けを示しています。手順は、3.5 型中央ドライブ・ケージの取り付けと同じです。

   • 中央ケージの下でケーブルを通す必要がある場合は、中央ケージをインストールする前にケーブルを配線します。

   図 3. 中央ドライブ・ケージとドライブの取り付け
   

   

   
   
   1. 中央ケージのピンを、シャーシの対応するスロットに合わせます。
   2. ドライブ・ケージを所定の位置まで下ろします。
   3. ドライブを中央ドライブ・ケージに取り付けます。ホット・スワップ・ドライブの取り付けを参照してください。
   4. ハンドルを回転させて閉じます。
4. バックプレーンをシステム・ボードまたは RAID/HBA アダプターに接続します。内部ケーブルの配線を参照してください。