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前面 I/O 部品

サーバーの前面 I/O 部品には、コントロール、コネクターおよび LED があります。前面 I/O 部品はモデルによって異なります。

次の図は、サーバーの前面 I/O 部品にあるコントロール、コネクターおよび LED を示したものです。前面 I/O 部品の位置を確認するには、前面図を参照してください。
図 1. 8 台の 3.5 型ドライブ・ベイ、8 台の 2.5 型ドライブ・ベイ、16 台の 2.5 型ドライブ・ベイを装備したサーバー・モデルの前面 I/O 部品
Front I/O assembly for server models with eight 3.5-inch-drive bays, eight 2.5-inch-drive bays, and sixteen 2.5-inch-drive bays

図 2. 12 個の 3.5 型ドライブ・ベイと 24 個の 2.5 型ドライブ・ベイを装備したサーバー・モデルの前面 I/O 部品
Front I/O assembly for server models with twelve 3.5-inch-drive bays and twenty-four 2.5-inch-drive bays

表 1. 前面 I/O 部品のコンポーネント
コールアウトコールアウト
1 XClarity Controller USB コネクター2 USB 3.0 コネクター
3 電源状況 LED を備えた電源ボタン4 ネットワーク活動 LED
5 システム ID ボタンとシステム ID LED6 システム・エラー LED

1 XClarity Controller USB コネクター

設定によって、このコネクターは USB 2.0 機能、XClarity Controller の管理機能またはその両方をサポートします。

  • コネクターが USB 2.0 機能用に設定されている場合、キーボード、マウス、USB ストレージ・デバイスなど USB 2.0 接続を必要とするデバイスを接続できます。

  • コネクターが XClarity Controller の管理機能用に設定されている場合、XClarity Controller イベント・ログを実行するアプリケーションがインストールされたモバイル・デバイスを接続できます。

  • コネクターが両方の機能用に設定されている場合は、システム ID ボタンを 3 秒間押すことで 2 つの機能を切り替えることができます。

詳しくは、Lenovo XClarity Controller のネットワーク接続の設定を参照してください。

2 USB 3.0 コネクター

キーボード、マウス、USB ストレージ・デバイスなど、USB 2.0 または 3.0 接続を必要とするデバイスを取り付けるために使用します。

3 電源状況 LED を備えた電源ボタン

サーバーのセットアップが終了したら、電源ボタンを押してサーバーの電源をオンにします。オペレーティング・システムからサーバーの電源をオフにできない場合は、電源ボタンを数秒間押したままにしてサーバーの電源をオフにすることもできます。電源状況 LED は、現在の電源状況を確認する際に役立ちます。
ステータス色説明
点灯緑色サーバーはオンで稼働しています。
遅い点滅 (1 秒間に約 1 回の点滅)緑色サーバーの電源がオフになっていて、オンにする準備ができています (スタンバイ状態)。
速い点滅 (1 秒間に約 4 回の点滅)緑色サーバーの電源はオフの状態ですが、XClarity Controllerが初期化中であり、サーバーは電源をオンにする準備ができていません。
オフなしサーバーに AC 電源が供給されていません。

4 ネットワーク活動 LED

NIC アダプターとネットワーク活動 LED の互換性

NIC アダプターネットワーク活動 LED
LOM アダプターサポート
ML2 NIC アダプターサポート
PCIe NIC アダプターサポートなし

前面 I/O 部品のネットワーク活動 LED は、ネットワーク接続性と活動の識別に役立ちます。

ステータス色説明
オン緑色サーバーがネットワークに接続されています。
点滅緑色ネットワークに接続されており、ネットワークはアクティブです。
オフなしサーバーがネットワークから切断されています。

5 システム ID ボタンとシステム ID LED

システム ID ボタンおよび青色のシステム ID LED は、サーバーを視覚的に見付けるのに使用します。システム ID LED もサーバー背面にあります。システム ID ボタンを押すたびに、両方のシステム ID LED の状態が変更されます。LED は点灯、点滅、消灯にできます。また、Lenovo XClarity Controller またはリモート管理プログラムを使用してシステム ID LED の状態を変更し、他のサーバーの中から該当のサーバーを視覚的に見つけることもできます。

XClarity Controller USB コネクターが USB 2.0 機能と XClarity Controller 管理機能の両方の機能用に設定されている場合は、システム ID ボタンを 3 秒間押すことで 2 つの機能を切り替えることができます。

6 システム・エラー LED

システム・エラー LED は、サーバーの基本的な診断機能を提供します。システム・エラー LED が点灯した場合は、サーバー内の別の場所にある 1 つ以上の LED も点灯していることがあり、そこからエラーの原因を突き止めることができます。

ステータス色説明操作
オン黄色サーバーでエラーが検出されました。原因には、次のようなエラーが含まれますが、これに限定されるものではありません。

  • サーバーの温度が、非クリティカルな温度しきい値に達しました。

  • サーバーの電圧が、非クリティカルな電圧しきい値に達しました。

  • ファンが低速で稼働していることが検出されました。

  • ホット・スワップ・ファンが取り外されました。

  • パワー・サプライにクリティカルなエラーがあります。

  • パワー・サプライが電源に接続されていません。

エラーの正確な原因を判別するには、イベント・ログを確認します。

また、light path 診断に従って、エラーの原因を識別するように指示する追加 LED が点灯しているかを判別できます。

オフなしサーバーがオフか、サーバーがオンで正しく動作しています。なし。