ヒートシンクを取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。この作業には、Torx T20 ドライバーが必要です。この手順は、トレーニングを受けた技術者が行う必要があります。
このタスクについて
- 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。
- サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。
- 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。
手順
- プロセッサー識別ラベルを記録します。
プロセッサーを交換し、ヒートシンクを再利用する場合:- プロセッサー識別ラベルをヒートシンクから取り外し、交換用プロセッサーに付属する新しいラベルと交換します。
- アルコール・クリーニング・パッドを使用して、ヒートシンクに付いた古い熱伝導グリースを拭き取ります。
ヒートシンクを交換し、プロセッサーを再利用する場合:- プロセッサー識別ラベルを古いヒートシンクから取り外し、新しいヒートシンクの同じ場所に配置します。
ラベルを取り外して新しいヒートシンクに配置できない場合、または輸送時にラベルが損傷した場合、ラベルは油性マーカーを使用して配置されるため、新しいヒートシンクの同じ場所あるプロセッサー ID ラベルからのプロセッサーのシリアル番号を書き留めます。
- アルコール・クリーニング・パッドを使用して、ヒートシンクに付いた古い熱伝導グリースを拭き取ります。
- 新しいヒートシンクの製造日が 2 年以上前でないかどうかを確認します。
- 該当する場合、新しいヒートシンクの熱伝導グリースをアルコール・クリーニング・パッドで拭き取り、 2 に進みます。
- 該当しない場合は、3に進みます。
- 注射器を使用してプロセッサーの上部に新しい熱伝導グリースを塗布します。等間隔で 4 つの点を描くようにし、それぞれの点が熱伝導グリース約 0.1 ml です。
図 1. 熱伝導グリースの塗布 - ヒートシンクを取り付けます。
- ヒートシンクの三角マークとねじをプロセッサー・ソケットの三角マークとねじポストに合わせた後、ヒートシンクをプロセッサー・ソケットに取り付けます。
- ヒートシンク・ラベルで、説明されている取り付け順序に従ってすべてのねじを完全に締めます。
図 2. ヒートシンクの取り付け
終了後
部品交換を完了します。部品交換の完了を参照してください。
デモ・ビデオ
YouTube で手順を参照