電源オンおよび電源オフの問題
サーバーの電源をオンまたはオフにする際の問題を解決するには、このセクションを参照します。
組み込みハイパーバイザーがブート・リストにない
オプションの組み込みハイパーバイザー・フラッシュ・デバイスが、起動時にブート・マネージャーの「<F12> Select Boot Device」で選択されていることを確認します。
組み込みハイパーバイザー・フラッシュ・デバイスがコネクターに正しく取り付けられていることを確認します。
オプションの組み込みハイパーバイザー・フラッシュ・デバイスに付属の資料を参照して、デバイスが正しく構成されていることを確認します。
他のソフトウェアがサーバー上で動作することを確認します。
サーバーの電源がオンにならない
電源制御ボタンが正しく機能していることを確認します。
サーバーの電源コードを切り離します。
電源コードを再接続します。
(トレーニングを受けた技術員のみ) オペレーター情報パネル・ケーブルを取り付け直してから、ステップ 1a および 1b を繰り返します。
(トレーニングを受けた技術員のみ) サーバーが起動する場合は、オペレーター情報パネルを取り付け直します。問題が解決しない場合は、オペレーター情報パネルを交換します。
サーバーが始動しない場合は、強制パワーオン・ジャンパーを使用して電源制御ボタンをバイパスします。サーバーが起動する場合は、オペレーター情報パネルを取り付け直します。問題が解決しない場合は、オペレーター情報パネルを交換します。
以下のようにして、リセット・ボタンが正しく機能していることを確認します。
サーバーの電源コードを切り離します。
電源コードを再接続します。
(トレーニングを受けた技術員のみ) オペレーター情報パネル・ケーブルを取り付け直してから、ステップ 2a および 2b を繰り返します。
(トレーニングを受けた技術員のみ) サーバーが始動する場合は、オペレーター情報パネルを交換します。
サーバーが始動しない場合は、ステップ 3 に進みます。
サーバーに取り付けられているパワー・サプライが、どちらも同一のタイプであることを確認します。サーバー内で異なるパワー・サプライを混用すると、システム・エラーの原因となります (前面パネルのシステム・エラー LED がオンになる)。
- 次の点を確認します。
電源コードがサーバーと、通電されている電源コンセントに正しく接続されている。
取り付けたメモリーのタイプが正しい。
DIMM が完全に差し込まれている。
パワー・サプライ上の LED が問題があることを示していない。
プロセッサーが正しい順序で取り付けられている。
以下のコンポーネントを取り付け直します。
オペレーター情報パネル・コネクター
パワー・サプライ
以下のコンポーネントを交換し、その都度サーバーを再起動します。
オペレーター情報パネル・コネクター
パワー・サプライ
オプション・デバイスを取り付けた場合は、それを取り外してから、サーバーを再起動してください。これでサーバーが起動する場合は、パワー・サプライがサポートできる数を超えるデバイスが取り付けられていることが考えられます。
パワー・サプライ LED を参照してください。
サーバーの電源がオフにならない
拡張構成と電力インターフェース (ACPI) オペレーティング・システムを使用しているか、非 ACPI オペレーティング・システムかを調べます。非 ACPI オペレーティング・システムを使用している場合は、以下のステップを実行します。
Ctrl+Alt+Delete を押します。
電源制御ボタンを 5 秒間押したままにして、サーバーの電源をオフにします。
サーバーを再起動します。
もしサーバーが POST で障害を起こし電源制御ボタンが働かない場合は、電源コードを 20 秒間外してから、電源コードを再接続してサーバーを再起動してください。
それでも問題が続くか、ACPI 対応のオペレーティング・システムを使用している場合は、システム・ボードが原因の可能性があります。
LED が点灯していない場合の予測外のシャットダウン
XCC イベント・ログを参照して、関連したエラーが見つかれば解決します。
パワー・サプライを取り付け直します。
エラーが発生した場合は、パワー・サプライを交換します。