電源オンおよび電源オフの問題
サーバーを電源オンまたは電源オフする場合は、この手順に従って問題を解決します。
組み込みハイパーバイザーがブート・リストにない
サーバーの取り付け、移動、あるいは保守を最近行った場合、あるいは組み込みハイパーバイザーを初めて使用する場合は、デバイスが適切に接続されていること、およびコネクターに物理的損傷がないことを確認します。
オプションの組み込みハイパーバイザー・フラッシュ・デバイスに付属の資料を参照して、セットアップおよび構成情報を確認します。
Lenovo ServerProven Web サイト で、組み込みハイパーバイザー・デバイスがサーバーでサポートされていることを確認します。
組み込みハイパーバイザー・デバイスが使用可能なブート・オプションのリストに含まれていることを確認します。管理コントローラーのユーザー・インターフェースから、
の順にクリックします。管理コントローラー・ユーザー・インターフェースへのアクセスについては、XClarity Controller の製品資料を参照してください。
Lenovo データセンターサポート で、組み込みハイパーバイザーおよびサーバーに関連する技術ヒント (service bulletins) がないかを確認します。
サーバー上で他のソフトウェアが作動していることを確認し、サーバーが正常に機能していることを確認します。
サーバーの電源がオンにならない
電源を投入していないサーバーに関連するイベントがないか、イベントログをチェックしてください。
橙色で点滅している LED がないかチェックしてください。
システム・ボード上の電源 LED をチェックしてください。
AC 電源 LED が点灯しているか、PSU 背面のオレンジ色の LED が点灯していることを確認します。
システムの AC サイクルを実行します。
少なくとも 10 秒間、CMOS バッテリーを取り外してから、CMOS バッテリーを再取り付けします。
XCC 経由で IPMI コマンドを使用するか電源ボタンを使用して、システムの電源をオンにしてみます。
最小構成を実装します。
すべてのパワー・サプライを取り付け直し、PSU 背面の AC LED が点灯していることを確認します。
各パワー・サプライを交換し、それぞれを取り付けた後に電源ボタンの機能を確認します。
上記の操作を行っても問題が解決しない場合は、サービスに電話して問題の現象を確認してもらい、システム・ボードを交換する必要があるかどうかを確認します。
サーバーの電源がオフにならない
拡張構成と電力インターフェース (ACPI) オペレーティング・システムを使用しているか、非 ACPI オペレーティング・システムかを調べます。非 ACPI オペレーティング・システムを使用している場合は、以下のステップを実行します。
Ctrl+Alt+Delete を押します。
電源ボタンを 5 秒間押したままにして、サーバーの電源をオフにします。
サーバーを再起動します。
サーバーが POST で障害を起こし電源ボタンが働かない場合は、電源コードを 20 秒間外してから、電源コードを再接続してサーバーを再起動してください。
それでも問題が続くか、ACPI 対応のオペレーティング・システムを使用している場合は、システム・ボードが原因の可能性があります。