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システム・ボード・スイッチ

次の図は、サーバー上のスイッチの位置を示しています。

システム・ボード・スイッチの位置

スイッチ・ブロックの上に透明な保護ステッカーが張られている場合、スイッチにアクセスするためにステッカーを取り除いて廃棄する必要があります。
図 1. システム・ボード・スイッチ
System board switches
重要
  1. スイッチの設定を変更する、あるいはジャンパーを移動する前には、サーバーの電源をオフにしてください。次に、すべての電源コードおよび外部ケーブルを切り離してください。以下の情報を確認します。

  2. システム・ボード上のスイッチ・ブロックまたはジャンパー・ブロックのうち、本書の図に示されていないものは予約済みです。

 

SW6 スイッチ・ブロック

以下の表は、システム・ボード上にある SW6 スイッチ・ブロックについて説明しています。
表 2. システム・ボードの SW6 スイッチ・ブロックの説明
スイッチ番号デフォルト位置説明定義
1オフ

ME セキュリティーのオーバーライド

このスイッチを On 位置に変更すると、ME セキュリティー・チェックが無効になります。

2オフ

リアルタイム・クロック (RTC) リセット

このスイッチを On 位置に変更すると、RTC がリセットされます。瞬間的な切り替えで十分です。CMOS バッテリーの過度の放電を避けるために、このスイッチを On 位置のままにしないでください。

3オフ

パスワードのクリア

このスイッチを On 位置に変更すると、始動パスワードがオーバーライドされます。

4オフ

ME リカバリー

このスイッチを On 位置に変更すると、ME ブートしてリカバリーされます。

5オフ

予約済み

このスイッチは、開発目的専用に予約されています。このスイッチを Off 位置で保持します。

6オフ

MFG モード

このスイッチを On 位置に変更すると、ファームウェア (UEFI/XCC/FPGA) の MFG モードが有効になります。

7オフ

予約済み

このスイッチは、開発目的専用に予約されています。このスイッチを Off 位置で保持します。

8オフ

低セキュリティー

このスイッチを On 位置に変更すると、署名付きの公式 IMM ビルドと署名付きの IMM テスト ビルド間を移行でき、iMM ファームウェアの CRTM ブート・チェックがバイパスされます。

SW7 スイッチ・ブロック

以下の表は、システム・ボード上にある SW7 スイッチ・ブロックについて説明しています。
表 3. システム・ボードの SW7 スイッチ・ブロックの説明
スイッチ番号デフォルト位置説明定義
1オフ

BMC ブート・プライマリー

オフ: XCC はフラッシュ領域の上半分からブートします。

オン: XCC はフラッシュ領域の下半分からブートします。

2オフ

XCC 強制更新

このスイッチを On 位置に変更すると、XCC がカーネル・コードのみから強制的にブートされます。

3オフ

電源許可のオーバーライド

このスイッチを On 位置に変更すると、電源許可は無視され、システムの電源オンが許可されます。

4オフ

XCC 強制 リセット

このスイッチを On 位置に変更すると、XCC が強制的にリセットされます。

5オフ

シリアル選択

このスイッチを On 位置に変更すると、BMC にシリアル・ポート経由でアクセスします。

SW9 スイッチ・ブロック

以下の表は、システム・ボード上にある SW9 スイッチ・ブロックについて説明しています。
表 4. システム・ボードの SW9 スイッチ・ブロックの説明
スイッチ番号デフォルト位置説明定義
1オフ

FPGA リセットの強制

このスイッチを On 位置に変更すると、FPGA が強制的にリセットされます。

2オフ

BMC CPU リセットの強制

このスイッチを On 位置に変更すると、BMC および CPU リセットが強制されます。

3オフ

予約済み

このスイッチは、開発目的専用に予約されています。このスイッチを Off 位置で保持します。

4オフ

予約済み

このスイッチは、開発目的専用に予約されています。このスイッチを Off 位置で保持します。