このトピックの指示に従って、スイッチ・ファームウェア更新のためのスイッチ・イメージ・ファイルを準備します。
スイッチ・ファームウェア・イメージ・ファイルは、ThinkAgile SXM 更新リポジトリーにあるメイン・ファームウェア更新アーカイブに含まれています。このアーカイブには、<Platform>Firmware_SXMBR<yyyy>.zip という形式でタイトルが付けられています。<Platform> は「Broadwell」または「Purley」のいずれかで、yyyy は ThinkAgile SXM Best Recipe (最良レシピ) のバージョンを表します。CLI 方式を使用してスイッチ・ファームウェア・イメージ・ファイルを更新する準備をするには、以下の手順に従ってください。
- メイン・ファームウェア更新アーカイブ・ファイルからすべてのコンテンツを抽出します。
- 抽出したディレクトリーで、適切なスイッチ・ファームウェア更新ファイルを探します。以下の例では、Broadwell ベースの ThinkAgile SXM ソリューションに含まれるスイッチのファームウェア更新パッケージを示しています。
図 1. Broadwell ベースの ThinkAgile SXM スイッチ・ファームウェア更新パッケージ - 更新するスイッチごとに、適切な zip アーカイブ・ファイルを開きます。以下の例では、Broadwell ベースの ThinkAgile SXM ソリューションに含まれる RackSwitch G8272 TOR スイッチのアーカイブの内容を示しています。
図 2. スイッチ・ファームウェア更新アーカイブの内容 - IMGS イメージ・ファイルを選択し、ファイルをコピーします。次の例に示すように、ENOS を実行している BMC スイッチの場合は、2 つの IMGS ファイルがあることに注意してください。
図 3. ThinkAgile SXM スイッチ・ファームウェア IMGS イメージ・ファイル - イメージ・ファイルを USB ドライブのルートに貼り付けます。
- この手順を繰り返して、他の必要なスイッチ・イメージ・ファイルを USB ドライブにコピーします。