iSCSIターゲットのプロパティの設定
set iscsiTargetコマンドは、iSCSIターゲットのプロパティを定義します。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。
重要
このコマンドは廃止され、ターゲット・プロパティの設定 コマンドで置き換えられました。
構文
set iscsiTarget ["<var id="GUID-586E9D0E-CEA8-4324-9E85-FA1E79A96A04__V1175213" className="keyword varname">userLabel</var>"]
authenticationMethod=(none | chap) |
chapSecret=<var id="GUID-586E9D0E-CEA8-4324-9E85-FA1E79A96A04__V1175214" className="keyword varname">securityKey</var> |
targetAlias="<var id="GUID-586E9D0E-CEA8-4324-9E85-FA1E79A96A04__V1175215" className="keyword varname">userLabel</var>"
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
iscsiTarget | プロパティを設定するiSCSIターゲット。 userLabel は二重引用符 (" ") で囲みます。さらに、ユーザー・ラベルがターゲット・エイリアスである場合は userLabel を角かっこ ([ ]) で、iSCSI 修飾名 (IQN) である場合は山かっこ (< >) で囲む必要があります。 |
authenticationMethod | iSCSIセッションを認証する手段。 |
chapSecret | ピア接続の認証に使用するセキュリティー・キー。 |
targetAlias | ターゲットに使用する新しい名前。名前は二重引用符 (" ") で囲みます。 |
注記
チャレンジ・ハンドシェイク認証プロトコル (CHAP) は、接続のピアを認証するプロトコルです。CHAPは、シークレットを共有するピアに基づきます。シークレットとは、パスワードのようなセキュリティー・キーのことです。
chapSecret パラメーターを使用して、相互認証を必要とするイニシエーターのセキュリティー・キーを設定します。CHAPシークレットは12~57文字で指定する必要があります。次の表に有効な文字を示します。
スペース | ! | " | # | $ | % | & | ' | ( | ) | * | + |
, | - | . | / | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | : | ; | < | = | > | ? | @ | A | B | C |
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