ボリュームの冗長性チェック
テクニカル サポートから指示があった場合、またはRecovery Guruに記載されている場合は、プールまたはボリューム グループ内のボリュームの冗長性をチェックし、そのボリュームのデータに整合性があるかどうかを確認できます。冗長性データは、プールまたはボリューム グループ内のいずれかのドライブで障害が発生した場合に、交換用ドライブに迅速に情報を再構築するために使用されます。
始める前に
プールまたはボリューム グループのステータスが、最適である必要があります。
プールまたはボリューム グループで進行中の変更処理がないことが必要です。
RAID 0 はデータの冗長性を備えていないため、RAID 0 を除く任意の RAID レベルで冗長性をチェックすることができます(プールは、RAID 6 としてのみ構成されます)。
注
ボリュームの冗長性チェックは、Recovery Guruに記載されている場合にかぎり、テクニカル サポートの指示に従って実行してください。
このタスクについて
冗長性チェックは、一度に1つのプールまたはボリューム グループでしか実行できません。ボリュームの冗長性チェックでは、次の処理が実行されます。
RAID 3、RAID 5、またはRAID 6ボリューム内のデータ ブロックをスキャンし、ブロックの冗長性情報をチェックします (RAID 3をボリューム グループに割り当てるには、コマンドライン インターフェイスを使用する必要があります)。RAID 1のミラーリングされたドライブ上のデータ ブロックが比較されます。
コントローラ ファームウェアがデータに整合性がないと判断した場合は、冗長性エラーが返されます。
同じプールまたはボリューム グループですぐに冗長性チェックを実行すると、エラーが発生する場合があります。
注
この問題を回避するためには、同じプールまたはボリューム グループで続けて冗長性チェックを実行する場合は、1~2分経ってから実行してください。
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