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SSDキャッシュの統計の表示

SSDキャッシュの統計（読み取り、書き込み、キャッシュ ヒット、キャッシュの割り当て率、キャッシュの利用率など）を表示できます。

このタスクについて

詳細統計のサブセットである一般統計が[SSD キャッシュの統計を表示]ダイアログ ボックスに表示されます。SSD キャッシュの詳細統計を表示するには、すべての SSD 統計を .csv ファイルにエクスポートする必要があります。

統計を確認および解釈する際には、複数の統計を組み合わせることで見えてくる情報もあることに注意してください。

  1. ストレージ > プールとボリューム・グループの順に選択します。
  2. 統計を表示する SSD キャッシュを選択し、「その他」 > 「SSD キャッシュ統計の表示」をクリックします。

    [SSD キャッシュの統計を表示]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、選択したSSDキャッシュの一般統計が表示されます。

    表 1. フィールドの詳細
    設定説明
    読み取りSSDキャッシュが有効なボリュームに対するホストの読み取りの合計数が表示されます。

    書き込みに対する読み取りの比率が大きいほど、キャッシュ処理が向上します。

    書き込みSSDキャッシュが有効なボリュームに対するホストの書き込みの合計数が表示されます。

    書き込みに対する読み取りの比率が大きいほど、キャッシュ処理が向上します。

    キャッシュ ヒットキャッシュ ヒット数が表示されます。
    キャッシュ ヒット率（%）キャッシュ ヒット率が表示されます。この値は、「キャッシュ ヒット数 / （読み取り数 + 書き込み数）」の式で算出されます。効果的なSSDキャッシュ処理には、キャッシュ ヒットの割合が50％より高いことが必要です。
    キャッシュ割り当て率（%）割り当てられているSSDキャッシュ ストレージの割合が表示されます。この値は、対象のコントローラで使用できるSSDキャッシュ ストレージの割合で表したものであり、「割り当てられたバイト数 / 使用可能なバイト数」の式で算出されます。
    キャッシュ使用率（%）有効なボリュームのデータが格納されているSSDキャッシュ ストレージの割合が表示されます。この値は、割り当てられているSSDキャッシュ ストレージの割合で表したものです。この値は、SSDキャッシュの利用率または密度を表します。割り当てられているバイト数を使用可能なバイト数で割った値です。
    すべてエクスポートSSDキャッシュのすべての統計をCSV形式にエクスポートします。エクスポートされたファイルには、SSDキャッシュの使用可能なすべての統計（一般統計と詳細統計の両方）が含まれます。
  3. [キャンセル]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。