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IMM メッセージ

Lenovo Flex System x240 M5 計算ノード 上の IMM によってハードウェア・イベントが検出されると、IMM は、計算ノードのシステム・イベント・ログにそのイベントを記録します。さらに、IMM は、そのイベントを CMM、および Lenovo XClarity Administrator (インストールされている場合) または Flex System Manager 管理ソフトウェア (インストールされている場合) に送信します。

それぞれのイベント・コードごとに、以下のフィールドが表示されます。
イベント ID
イベントあるいはイベントのクラスを一意的に識別する 16 進数の ID。本書では、イベント ID は 0x で始まり、後に 8 文字が続きます。
イベント記述
イベントについて表示される、ログに記録されたメッセージの文字列です。システム・イベント・ログにイベント文字列が表示されている場合、特定のコンポーネントなどの情報が表示されます。本書では、この追加情報を変数で示します ([arg1]、[arg2] など)。
説明
イベントが発生した原因を説明する追加情報。
重大度
状態の懸念度が示されます。システム・イベント・ログでは、重大度が先頭文字に省略されています。以下の重大度が表示されます。
  • 通知: このイベントは、監査目的で記録されました。ユーザー処置や正常な状態変更であるのが一般的です。
  • 警告: このイベントは、エラーほど深刻ではありませんが、可能であればエラーになる前に状態を修正することが推奨されます。追加の監視や保守が必要な場合もあります。
  • エラー: このイベントは、サービスあるいは期待された機能を悪化させる障害またはクリティカルな状態です。
アラート・カテゴリー
同類のイベントがカテゴリーごとに分類されます。アラート・カテゴリーは以下の形式になります。

severity - device component

重大度は、以下の重大度レベルのいずれかです。
  • クリティカル: サーバー内の主要コンポーネントが機能していません。
  • 警告: イベントがクリティカル・レベルに進行する可能性があります。
  • システム: イベントは、システム・エラーあるいは構成変更の結果です。

デバイス・コンポーネント は、イベントが生成される原因となった計算ノード内の特定のデバイスです。

保守可能
問題を解決するためにユーザー処置が必要かどうかを示します。
CIM 情報
CIM メッセージ・レジストリーが使用するメッセージ ID のプレフィックスおよびシーケンス番号です。
SNMP Trap ID
SNMP アラート管理情報ベース (MIB) にある SNMP trap ID。
自動的にサポートに通知
このフィールドが「はい」に設定されている場合、Lenovo XClarity Administrator (インストールされている場合) 上のコール・ホームまたは Flex System Manager 管理ソフトウェア (インストールされている場合) 上の Electronic Service Agent (ESA) が有効に設定されており、イベントが生成されると、自動的に Lenovo Support に通知されます。

Lenovo XClarity Administrator または Flex System Manager 管理ソフトウェア がインストールされていない場合、CMM Web インターフェースから Lenovo Support の自動通知を有効にすることができます。

Lenovo サポートからの連絡を待つ間に、そのイベントに対する推奨処置を実行することができます。

ユーザー応答
イベントを解決するためにユーザーが実行する必要がある操作です。
問題が解決するまで、このセクションの手順を順番に実行してください。このフィールドに説明されている処置をすべて実行した後、まだ問題を解決できない場合には、Lenovo サポートにお問い合わせください。
このリストには、このマシン・タイプおよびモデルに適用されない可能性があるエラー・コードとメッセージも含まれます。