UEFI イメージのリカバリー
UEFI イメージをリカバリーするには、この情報を使用します。
計算ノードには、計算ノード内の UEFI コードが (更新中の電源障害などが原因で) 損傷した場合に、自動的にバックアップ UEFI ページに切り替える拡張リカバリー機能があります。計算ノードのフラッシュ・メモリーは、プライマリー・ページとバックアップ・ページから構成されます。プライマリー・ページの UEFI コードが損傷した場合、Integrated Management Module II はエラーを検出し、自動的にバックアップ・ページに切り替えて計算ノードを始動します。この状態が発生すると、POST メッセージ「Booted from backup UEFI image」が表示され、チェック・ログ LED が点灯し、自動 BIOS リカバリー (ABR) 状態が発生します。バックアップ・ページのバージョンは、プライマリー・ページのバージョンと同じでないことがあります。この後、元のプライマリー・ページ UEFI をリカバリーあるいは復元することができます。
注
Lenovo Web サイトは定期的に更新されます。実際の手順は、本書の説明とは少々異なる場合があります。
UEFI コードをリカバリーして、計算ノードの稼働をプライマリー・ページに戻すには、以下のステップを実行してください。
プライマリー・ページのフラッシュを試行した結果、計算ノードがブートしなくなり、チェック・ログ LED が点灯しなくなった場合、ユーザーは、手動で UEFI コードを復元することができます。手動で UEFI コードを復元するには、以下のステップを実行してください。
注
チェック・ログ LED が点灯している場合、計算ノードはバックアップ・イメージからブートしており、「バックアップ UEFI をブート」スイッチを On 位置に変更しても変化はありません。
- 作業を開始する前に、安全について、および 取り付け作業上の注意事項をお読みください。
- 計算ノードの電源をオフにします (計算ノードの電源オフ を参照)。
- 計算ノードを Lenovo Flex System シャーシから取り外します (シャーシからの計算ノードの取り外し を参照)。
- カバーを取り外します (計算ノード・カバーの取り外し を参照)。
- スイッチ・ブロックにある「バックアップ UEFI をブート」スイッチを見つけ、スイッチを On 位置に変更します (システム・ボード・スイッチ を参照)。
- カバーを再取り付けして、計算ノードを Lenovo Flex System シャーシに再取り付けします (計算ノード・カバーの取り付け および シャーシへの計算ノードの取り付け を参照)。
- UEFI コードを更新します (ファームウェアおよびデバイス・ドライバーの更新 を参照)。
- 計算ノードの電源をオフにして、Lenovo Flex System シャーシから取り外します (計算ノードの電源オフ および シャーシからの計算ノードの取り外し を参照)。
- 計算ノードのカバーを取り外します (計算ノード・カバーの取り外し を参照)。
- スイッチ・ブロックにある「バックアップ UEFI をブート」スイッチを見つけ、スイッチを Off 位置に変更します (システム・ボード・スイッチ を参照)。
- カバーを再取り付けして、計算ノードを Lenovo Flex System シャーシに再取り付けします (計算ノード・カバーの取り付け および シャーシへの計算ノードの取り付け を参照)。
- 計算ノードを再始動します (計算ノードの電源オン を参照)。
重要
何度か試行しても UEFI コードを手動で復元できない場合は、システム・ボード・アセンブリーを交換してください (システム・ボード・アセンブリーの取り外しと交換 を参照)。
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