メインコンテンツまでスキップ

標準 I/O ブック・ボード上のジャンパー、スイッチ、およびボタン

このトピックでは、標準 I/O ブック・ボード上のジャンパー、スイッチ、およびボタンに関する位置と情報を記載します。

次の図は、サーバー上のスイッチ、ジャンパー、およびボタンの位置を示しています。

スイッチ・ブロックの上に透明な保護ステッカーが張られている場合、スイッチにアクセスするためにステッカーを取り除いて廃棄する必要があります。

標準 I/O ブック・ボード上のジャンパー、スイッチ、およびボタンの図

以下の表は、標準 I/O ブックのボード上のジャンパーについて説明しています。

表 1. 標準 I/O ブック・ジャンパー.

ジャンパーの情報を示す 3 列の表、およびすべての列にまたがる下部の注記

ジャンパー番号ジャンパー名ジャンパーの設定
J35IMM セキュリティー・ジャンパー
  • ピン 1 および 2: セキュリティー検査を排除し、未署名の IMM ファームウェアを許可します。
  • ピン 2 および 3: (デフォルト) 署名付き IMM ファームウェアのみのフラッシュを許可します。
ジャンパーがない場合、サーバーはピンがデフォルトに設定されているものとして対応します。

以下の表は、標準 I/O ブックのボード上にある SW1 スイッチ・ブロックについて説明しています。

表 2. 標準 I/O ブックのボードの SW1 スイッチ・ブロックの説明
スイッチ番号デフォルトの位置説明
1オフ始動パスワードのオーバーライド。このスイッチの位置を変更すると、次回にサーバーの電源を入れたときに始動パスワード検査をバイパスして、Setup Utility を開始するため、始動パスワードを変更または削除できるようになります。始動パスワードのオーバーライド後に、スイッチをデフォルト位置に戻す必要はありません。

管理者パスワードが設定されている場合、このスイッチの位置を変更しても管理者パスワード検査に影響を及ぼすことはありません。

パスワードに関する追加情報については、パスワードを参照してください。

2オフ予約済み
3オフ予約済み
4オフ予約済み
5オフ予約済み
6オフ予約済み
7オフUEFI バックアップ・バンクを強制します。スイッチの位置を ON に変更すると、システムはバックアップ UEFI バンクから強制的にブートします。

重要:

  1. スイッチの設定を変更する、あるいはジャンパーを移動する前には、サーバーの電源をオフにしてください。次に、すべての電源コードおよび外部ケーブルを切り離してください。安全について取り付け作業上の注意事項静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱い、および サーバーの電源をオフにするに記載されている情報を確認します。
  2. 標準 I/O ブックのボード上のスイッチ・ブロックまたはジャンパー・ブロックのうち、本書の図に示されていないものは予約済みです。

次の表は、標準 I/O ブックのボード上にあるボタンの機能について説明しています。

表 3. 標準 I/O ブック・サーバー上のボタン
ボタン名機能
NMI ボタンこのボタンは 標準 I/O ブック サーバーの背面にあります。このボタンを押すと、マイクロプロセッサーにマスク不能割り込みを強制します。ボタンを押すには、ペンまたは真っすぐに伸ばしたペーパー・クリップの先を使用することが必要な場合があります。また、このボタンを使用して、ブルー・スクリーン・メモリー・ダンプを強制することも可能です (このボタンは、Lenovo サポートから指示があった場合にのみ使用してください)。