前面パネル USB ポートから管理への構成
XClarity Controller の前面パネル USB ポートから管理への構成を行うには、このトピックの情報を使用します。
一部のサーバーでは、前面パネル USB ポートを切り替えることで、サーバーまたは XClarity Controller に接続できます。XClarity Controller への接続は、主に Lenovo XClarity Mobile アプリを実行するモバイルデバイスと併せて使用します。モバイル・デバイスとサーバーの前面パネルが USB ケーブルで接続されている場合、デバイスで実行しているモバイル・アプリと XClarity Controller 間で Ethernet over USB 接続が確立されます。
「BMC 構成」の下にある「ネットワーク」をクリックして XClarity Controller の前面パネル USB ポートから管理への設定を表示または変更します。
4 タイプの設定から選択できます。
- ホスト専用モード
- 前面パネル USB ポートは常にサーバーにのみ接続されます。
- BMC 専用モード
- 前面パネル USB ポートは常に XClarity Controller にのみ接続されます。
- 共用モード: BMC 所有
- 前面パネル USB ポートはサーバーと XClarity Controller の両方で共有されますが、ポートは XClarity Controller に切り替えられます。
- 共用モード: ホスト所有
- 前面パネル USB ポートはサーバーと XClarity Controller の両方で共有されますが、ポートはホストに切り替えられます。
モバイル・アプリについて詳しくは、以下のサイトを参照してください。
Lenovo XClarity Administrator モバイル・アプリ・オンライン・ドキュメント
注
- 前面パネル USB ポートが共用モードに構成されている場合、ポートは電源がない場合は XClarity Controller に、電源がある場合はサーバーに接続されます。電源がある場合は、前面パネル USB ポートの制御はサーバーと XClarity Controller 間でどちらにも切り替えることができます。共用モードでも、前面パネル識別ボタン (計算ノードでは USB 管理ボタンの場合があります) を 3 秒以上押し続けることで、ポートをホストと XClarity Controller 間で切り替えることができます。
- 共用モードに構成されていて、USB ポートが現在サーバーに接続されている場合、XClarity Controller で、前面パネル USB ポートを切り替えて XClarity Controller に戻す要求をサポートできます。この要求が実行されると、前面パネル USB ポートは、非アクティブ・タイムアウトで指定された期間 XClarity Controller に対する USB アクティビティーがない状態になるまで、XClarity Controller に接続されたままになります。
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