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サーバー・タイムアウトの設定

サーバーのタイムアウトを設定するには、このトピックの情報を使用します。

これらのタイムアウトは、ハングしたサーバーの復元操作に使用されます。

サーバー構成」の下にある「サーバー・プロパティ」を選択して、サーバー・タイムアウトを構成します。以下のサーバー・タイムアウトの選択肢があります。

OS ウォッチドッグ
OS ウォッチドッグは、オペレーティング・システムを監視してハングしていないことを確認するために使用されます。この機能を使用するには、Ethernet over USB インターフェースを有効にする必要があります。詳しくは、Ethernet over USB の構成を参照してください。XClarity Controller は「OS ウォッチドッグ・タイム」で構成された間隔でオペレーティング・システムと連絡します。次のチェックまでにオペレーティング・システムが応答しない場合、XClarity Controller はオペレーティング・システムがハングしているとみなします。XClarity Controller はサーバーの表示内容をキャプチャーし、サーバーをリブートして復元操作を試みます。XClarity Controller は一度だけサーバーをリブートします。リブート後もオペレーティング・システムがハングし続ける場合は、連続してサーバーをリブートするのではなく、問題を調査して修正できるようにサーバーをハング状態のままにします。OS ウォッチドッグを再装着するには、サーバーの電源をオフにしてからオンにします。OS ウォッチドッグを有効にするには、「OS ウォッチドッグ・タイム」のドロップダウンから間隔を選択して、「適用」をクリックします。OS ウォッチドッグを無効にするには、「OS ウォッチドッグ・タイム」のドロップダウン・メニューで「なし」を選択します。

このフィールドを使用して、オペレーティング・システムが正常に動作しているか BMC サブシステムが確認する頻度 (分単位) を指定します。オペレーティング・システムがこれらのチェックのいずれかに 6 秒以内に応答しなかった場合、BMC サブシステムは OS タイムアウト・アラートを生成し、システムを自動的に 1 回再起動します。ウォッチドッグが作動し、システムが再起動すると、オペレーティング・システムがシャットダウンされ、サーバーの電源の遮断と再投入が行われるまでの間、OS ウォッチドッグは自動的に無効になります。このウォッチドッグは、IPMI ウォッチドッグとは関係ありません。

起動するオペレーティング・システムで、ファイアウォールの受信ルールが ICMP タイプ 8 (エコー要求) パケットの確認応答を許可するように構成されていることを確認してください。これは、サーバー・タイムアウト・ウォッチドッグが正しく機能するために必要です。

OS ウォッチドッグを有効にするには、「OS ウォッチドッグ・タイム」のドロップダウンから間隔を選択して、「適用」をクリックします。OS ウォッチドッグを無効にするには、「OS ウォッチドッグ・タイム」のドロップダウン・メニューで「なし」を選択します。

ローダー・ウォッチドッグ
ローダー・ウォッチドッグは POST 完了からオペレーティング・システムが実行を開始するまでの間隔を監視します。この機能を使用するには、Ethernet over USB インターフェースを有効にする必要があります。詳しくは、Ethernet over USB の構成を参照してください。POST が完了すると、XClarity Controller はタイマーを起動し、オペレーティング・システムと連絡を始めます。ローダー・ウォッチドッグの選択で構成された時間内にオペレーティング・システムが応答しない場合、XClarity Controller はオペレーティング・システムがハングしているとみなします。XClarity Controller はサーバーをリブートして復元操作を試みます。XClarity Controller は一度だけサーバーをリブートします。リブート後もオペレーティング・システムのブートがハングし続ける場合は、連続してサーバーをリブートするのではなく、問題を調査して修正できるようにサーバーをハング状態のままにします。ローダー・ウォッチドッグは、サーバーの電源がオフになった後再度オンになるか、サーバーが正常にブートしてオペレーティング・システムが起動したときに再装着されます。ローダー・ウォッチドッグを有効にするには、「ローダー・ウォッチドッグ」のドロップダウンから間隔を選択して、「適用」をクリックします。ローダー・ウォッチドッグを無効にするには、「ローダー・ウォッチドッグ」のドロップダウン・メニューで「なし」を選択します。

このフィールドを使用して、POST の完了後、オペレーティング・システムのロードが終了するまでの間、BMC サブシステムが待機する分数を指定します。指定した時間間隔が過ぎると、BMC サブシステムはローダー・タイムアウト・アラートを生成し、システムを自動的に 1 回再起動します。ウォッチドッグが作動し、システムが再起動すると、オペレーティング・システムがシャットダウンされ、サーバーの電源の遮断と再投入が行われるまでの間、ローダー・タイムアウトは自動的に無効になります。このウォッチドッグは、IPMI ウォッチドッグとは関係ありません。

起動するオペレーティング・システムで、ファイアウォールの受信ルールが ICMP タイプ 8 (エコー要求) パケットの確認応答を許可するように構成されていることを確認してください。これは、サーバー・タイムアウト・ウォッチドッグが正しく機能するために必要です。

ローダー・ウォッチドッグを有効にするには、「ローダー・ウォッチドッグ」のドロップダウンから間隔を選択して、「適用」をクリックします。ローダー・ウォッチドッグを無効にするには、「ローダー・ウォッチドッグ」のドロップダウン・メニューで「なし」を選択します。

電源オフ遅延

このフィールドを使用して、BMC サブシステムがシステムの電源をオフにする前に、オペレーティング・システムのシャットダウンを待機する時間 (分) を指定します。

電源オフ遅延タイムアウト値を設定するには、ドロップダウンから時間間隔を選択して「適用」をクリックします。XClarity Controller の強制電源オフを無効にするには、ドロップダウンの選択で「なし」を選択します。