インバンドの手動リカバリー方式
このセクションでは、インバンドの手動リカバリー方式について詳しく説明します。
サーバー・ファームウェアをリカバリーし、サーバー操作を 1 次バンクに復元するには、以下のステップを実行してください。
- 安全についてで始まる『安全について』と 取り外しと交換のガイドラインをお読みください。
- サーバーの電源をオフにして、すべての電源コードおよび外部ケーブルを外します。
- カバーを取り外します (トップ・カバーの取り外しを参照)。
- システム・ボード上で UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) を見つけます。図 1. UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) のロケーション
- UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) をピン 1 と 2 からピン 2 と 3 に移動させ、UEFI リカバリー・モードを使用可能にします。
- サーバーのカバーを取り付け直し、電源コードをすべて再接続します。
- サーバーを再起動します。システムは電源オン・セルフテスト (POST) を開始します。
- ダウンロードしたファームウェア更新パッケージがサポートするオペレーティング・システムにサーバーをブートします。
- ファームウェア更新パッケージの README ファイルの指示に従って、ファームウェア更新を実行します。
- サーバーの電源をオフにして、すべての電源コードおよび外部ケーブルを切り離してから、サーバーのカバーを取り外します (トップ・カバーの取り外しを参照)。
- UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) をピン 2 と 3 から基本位置 (ピン 1 と 2) に戻します。
- カバーを再び取り付けます (トップ・カバーの交換を参照)。
- 取り外した電源コードおよびすべてのケーブルを再接続します。
- サーバーを再起動します。システムは電源オン・セルフテスト (POST) を開始します。これによって 1 次バンクがリカバリーされない場合、引き続き次のステップを実行します。
- トップ・カバーを取り外します (トップ・カバーの取り外しを参照)。
- コイン型電池 (CMOS バッテリーとも呼ばれます) を取り外して CMOS をリセットします。コイン型電池 (CMOS バッテリーとも呼ばれます) の取り外しを参照してください。
- コイン型電池をサーバーから約 5 分から 15 分間取り外したままにします。
- コイン型電池を再び取り付けます (コイン型電池 (CMOS バッテリーとも呼ばれます) の交換を参照)。
- トップ・カバーを再び取り付けます (トップ・カバーの交換を参照)。
- 取り外した電源コードおよびすべてのケーブルを再接続します。
- サーバーを再起動します。システムは電源オン・セルフテスト (POST) を開始します。
- これらのリカバリー作業で問題が解決しない場合は、サービス技術員に連絡してサポートを依頼してください。
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