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インバンドの手動リカバリー方式

このセクションでは、インバンドの手動リカバリー方式について詳しく説明します。

サーバー・ファームウェアをリカバリーし、サーバー操作を 1 次バンクに復元するには、以下のステップを実行してください。

  1. 安全についてで始まる『安全について』と 取り外しと交換のガイドラインをお読みください。
  2. サーバーの電源をオフにして、すべての電源コードおよび外部ケーブルを外します。
  3. カバーを取り外します (トップ・カバーの取り外しを参照)。
  4. システム・ボード上で UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) を見つけます。
    図 1. UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) のロケーション
    UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) の位置
  5. UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) をピン 1 と 2 からピン 2 と 3 に移動させ、UEFI リカバリー・モードを使用可能にします。
  6. サーバーのカバーを取り付け直し、電源コードをすべて再接続します。
  7. サーバーを再起動します。システムは電源オン・セルフテスト (POST) を開始します。
  8. ダウンロードしたファームウェア更新パッケージがサポートするオペレーティング・システムにサーバーをブートします。
  9. ファームウェア更新パッケージの README ファイルの指示に従って、ファームウェア更新を実行します。
  10. サーバーの電源をオフにして、すべての電源コードおよび外部ケーブルを切り離してから、サーバーのカバーを取り外します (トップ・カバーの取り外しを参照)。
  11. UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (J15) をピン 2 と 3 から基本位置 (ピン 1 と 2) に戻します。
  12. カバーを再び取り付けます (トップ・カバーの交換を参照)。
  13. 取り外した電源コードおよびすべてのケーブルを再接続します。
  14. サーバーを再起動します。システムは電源オン・セルフテスト (POST) を開始します。これによって 1 次バンクがリカバリーされない場合、引き続き次のステップを実行します。
  15. トップ・カバーを取り外します (トップ・カバーの取り外しを参照)。
  16. コイン型電池 (CMOS バッテリーとも呼ばれます) を取り外して CMOS をリセットします。コイン型電池 (CMOS バッテリーとも呼ばれます) の取り外しを参照してください。
  17. コイン型電池をサーバーから約 5 分から 15 分間取り外したままにします。
  18. コイン型電池を再び取り付けます (コイン型電池 (CMOS バッテリーとも呼ばれます) の交換を参照)。
  19. トップ・カバーを再び取り付けます (トップ・カバーの交換を参照)。
  20. 取り外した電源コードおよびすべてのケーブルを再接続します。
  21. サーバーを再起動します。システムは電源オン・セルフテスト (POST) を開始します。
  22. これらのリカバリー作業で問題が解決しない場合は、サービス技術員に連絡してサポートを依頼してください。