電源の問題の解決
電源の問題を解決する際に困難が伴う可能性があります。たとえば、短絡がいずれかの配電バスのどこかに存在している可能性があります。通常は、短絡により、過電流状態が原因で電源サブシステムがシャットダウンします。
電源の問題を診断するために使用する一般的な手順は、次のとおりです。
- サーバーの電源をオフにし、すべての電源コードを切り離します。
- 電源サブシステムのケーブルが緩んでいないかを調べます。また、短絡があるかどうか (たとえば、回路ボード上に短絡の原因となる緩んだねじがあるかどうか) を調べます。
- light path 診断パネル上で点灯している LED を確認します。
- Light path 診断パネル上のチェック・ログ LED が点灯している場合は、IMM イベント・ログで Pwr rail の障害がないかを確認し、以下のステップを実行します。表 1 は、各 Pwr rail に関連付けられているコンポーネントと、それらのコンポーネントのトラブルシューティングを行う順序を示しています。
- サーバーがサーバーの起動に必要な最小構成になるまで、アダプターを取り外し、すべての内部デバイスおよび外部デバイスへのケーブルおよび電源コードを切り離します (最小構成については、パワー・サプライ LEDを参照)。
- すべての AC 電源コードを再接続し、サーバーの電源をオンにします。サーバーが正常に起動した場合は、問題が特定されるまで、アダプターおよびデバイスを一度に 1 つずつ取り付け直します。
サーバーが最小構成でも起動しない場合は、パワー・サプライ LEDを参照して、問題が特定されるまで、最小構成のコンポーネントを一度に 1 つずつ交換します。
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