Rear Door Heat eXchanger V2
ThinkSystem Rear Door Heat eXchanger V2 の部品については、このトピックを参照してください。
図 1. ThinkSystem Rear Door Heat eXchanger V2 のコンポーネント
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1 Rear Door Heat eXchanger アセンブリー | 9 ヒンジ・キット |
2 エアー・パージ・バルブ | 10 リフト・ハンドル |
3 エアー・パージ・ツール | 11 リフト・ハンドル |
4 ドア・ラッチ | 12 シリアル番号 |
5 ラッチ・プレート | 13 リフト・ハンドル |
6 ドレン・バルブ | 14 下段エアー・バッフル |
7 リターン用の多岐管カップリング | 15 上部エアー・バッフル |
8 サプライ多岐管カップリング |
Rear Door Heat eXchanger V2 の仕様
寸法 |
|
重量 | 空の状態: 39 kg / 121 ポンド |
空気の動き | ラック内のサーバーと他の装置によって生じる |
室温の低下 | 高い熱負荷状態の装置では、ラック装置から排出される空気と熱交換器から排出される空気の間の温度低下は、最大 25°C (45°F)。 |
水 |
|
セットアップと取り付けについては、Rear Door Heat eXchanger V2 のセットアップを参照してください。
熱交換器の性能
標準的な吸気温度が 27°C (80.6°F)、ラックがフル装備、電力消費がほぼ均一、熱負荷が 30 ~ 40 kW の場合の熱交換器の予想される性能が次の図に示されています。注水口の温度と水流量を正しく選択すると、必要な熱除去が達成できます。100% の熱除去は、デバイスによって生成された熱量と同等の熱量が熱交換器によって除去され、熱交換器から出る平均空気温度がラックに入る温度と同じであることを示します (この例では 27°C /80.6°F)。100% を超える熱除去は、熱交換器がデバイスから発生するすべての熱を除去しただけでなく、ラックから出る平均空気温度がラックに入る平均空気温度よりも実際に低くなるように空気をさらに冷却したことを示します。
図 2. 熱負荷 30 kW の熱交換器の標準的な効率
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2 次冷却ループの水の仕様で説明したように、特定の水温は、水を供給しているシステムが室内露点を測定し、それに応じて水温を自動的に調整できる場合にのみ使用できます。そうでない場合、水温は、そのデータ・センター施設で許可されている最大露点より上でなければなりません。
性能データは、20 kW の熱負荷について次の図に示されています。熱負荷が少ないため、特定レベルの冷却が、より温かい水、より少ない流量で、あるいはその両方の場合で実現できます。
図 3. 熱負荷 20 kW の熱交換器の標準的な効率
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