RSU タスクの作成
「CREATE (作成)」オプションを使用すると、新しいローリング・システム更新 (RSU) タスクを作成でき、ホストファームウェア更新をスケジュールした期間にスケジュールできます。
手順
- 「Configure (構成する)」 > 「Lenovo XClarity Integrator」 > 「Rolling Update (ローリング更新)」の順に選択し、上部の「Rolling Update (ローリング更新)」タブをクリックします。
- 「Rolling Update (ローリング更新)」ページで、「CREATE (作成)」をクリックすると「Create Task (タスクの作成)」ウィザードが起動します。
- 「Create Task (タスクの作成)」ページで、タスク名を入力し、以下のタスク・タイプを 1 つ選択したら、「Next (次へ)」をクリックします。
- XClarity Administrator のポリシーで更新: このオプションを選択すると、サーバーのファームウェアが適合しているかを確認できます。更新の前に、次のことを確認します。
ESXi を実行するサーバーが追加されており、Lenovo XClarity Administrator により管理されている。
ファームウェア・コンプライアンス・ポリシーが Lenovo XClarity Administrator で作成されている。
ファームウェアが Lenovo XClarity Administrator にダウンロードされている。
Lenovo XClarity Administrator が Lenovo XClarity Integrator に登録されている。
1 つのサーバーのファームウェアが Lenovo XClarity Administrator の代わりに他の方法で更新される場合は、vCenter で (ポリシーのある) ローリング更新タスクを作成する前に、Lenovo XClarity Administrator のこのサーバーのインベントリー情報を更新することをお勧めします。
- ポリシーのない更新: Lenovo XClarity Administrator が利用できない場合は、個別のファームウェア更新または、各サーバーの UXSP を選択します。更新の前に、次のことを確認します。
BMC アクセスが許可されます。
更新リポジトリーが構成され、ファームウェアがダウンロードされます (ローリング・システム更新設定の構成 を参照)。
注更新の前に、ターゲット・タスク・タイプが要件を満たしていることを確認します。
非 ASCII 文字はタスク名に使用できません。
- 「Select Version (バージョンの選択)」ページで、マシン・タイプ、ホスト、およびポリシーを選択し、「Next (次へ)」をクリックします。
- 「Task Options (タスク・オプション)」ページで、次のオプションを 1 つ以上選択するか、切り替え、「Next (次へ)」をクリックします。
「Reboot after Update (更新後に再起動)」: ファームウェアを更新後に OS を再起動するかどうかを指定します。「Update without a policy (ポリシーのない更新)」を選択した場合、このオプションは必須です。
並列で更新するノード数: 同時に更新するホスト数を指定します。LXCA メソッドからポリシーを使用して更新する場合、最大数は 16 です。ポリシー方式を使用しない更新の場合、最大数は 8 です。1 つの LXCI インスタンスは、最大で 32 台のホストに対してファームウェアを並列更新します。
現在のバージョンより古いファームウェア・バージョンに更新することを許可: 現在のバージョンより低いファームウェア・バージョンを許可するかどうかを指定します。
メモリー・テストの実行: サーバーの再起動後にファームウェアを更新したら、メモリー・テストを実行します。このオプションは、ThinkSystem SR635、SR645、SR655 および SR665 以外の、サポートされているすべての ThinkSystem サーバーでサポートされます。ユーザーは、LXCI のイベント・ビューでメモリー・テスト結果を確認するか、LXCA のジョブ・ステータスを確認することができます。
「Perform VM Evacuation (VM 移行の実行)」: ホストを更新する前に仮想マシンを移行するかどうかを指定します。
いずれかのノードで障害が発生した場合にタスク全体を停止する: クラスター内の 1 つのホストの更新ができなかった場合、更新タスク全体を停止するかどうかを指定します。
更新を実行する: 更新の実行時間を選択します。「Now (今すぐ)」を選択すると、即時に更新が実行されます。または、スケジュール時刻に更新する場合は、「Schedule Time (スケジュール時刻)」に値を設定します。
- 「Confirm (確認)」ページで、情報を確認して、「FINISH (終了)」をクリックします。