Lenovo XClarity Administrator を使用しない Azure Stack HCI クラスター・ノードの管理
Windows Admin Center の「Solution updates (ソリューションの更新)」ページに入ると、1 つ以上のサーバーが現在管理サーバーによって管理されていないことを示すメッセージが表示される場合があります。このセクションでは、Azure Stack HCI クラスターを作成するときに、Lenovo XClarity Administrator、つまりネイティブ OS を管理を使用しないで Azure Stack HCI クラスターを管理する方法について説明します。
ネイティブ OS 管理は、Lenovo XClarity Administrator が利用できない場合にハードウェアを管理する方法です。この機能を使用するには、XCC Web GUI にログインし、IPMI over KCS アクセス、Ethernet Over USB、REST/CIM Over HTTPS を有効にしてください。
注
これらのサーバーを管理しているすべての Lenovo XClarity Administrators が接続されている場合、このページは表示されません。
手順
- 「Solution updates (ソリューションの更新)」ページにログインします。「Install hardware updates (ハードウェア更新のインストール)」ページへのログイン を参照してください。
- 「Native OS Management (ネイティブ OS 管理)」を選択します。
- 「Take Me There (移動します)」をクリックします。「Native OS Management (ネイティブ OS 管理)」ウィンドウが表示された場合は、次の手順を実行します。
- 「Lenovo WDAC policy (Lenovo WDAC ポリシー)」をクリックし、ポリシー・ファイルを c:\wdac に保存します。
- Windows PowerShell を開き、Add-ASWDACSupplementalPolicy -Path c:\wdac\Contoso-policy.xml を実行してポリシーをデプロイし、Get-ASLocalWDACPolicyInfo を実行して新しいポリシーの状態を確認します。詳しくは、「WDAC 補足ポリシーの作成」のステップ 4 ~ 5 を参照してください。
- サーバー・ページに戻り、もう一度「Take Me There (移動します)」をクリックして、Web ページを更新します。
- 初期化が完了すると、「System Update (システム更新)」ページが表示され、クラスター・ノードに対してファームウェア/ドライバー更新を実行することができます。
注
ネイティブ OS 管理は ThinkServer および ThinkSystem SR635/SR655 サーバーには適用できません。デフォルトでは、Storage Spaces Direct が有効になっているサーバーに対して、ネイティブ OS 管理は無効になっています。Storage Spaces Direct を使用して有効になっているサーバーのネイティブ OS 管理を有効にするには、ネイティブ OS 管理の構成 を参照してください。
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