PCIe スロットおよびアダプター
PCIe アダプターの技術規則を理解することは、システム内で PCIe アダプターを正しく取り付けて構成するのに役立ちます。
さまざまなモデルでサポートされている PCIe アダプター
サーバー背面図 | サポートされているタイプおよびスロット位置 |
---|---|
ライザー 1 アセンブリー1
ライザー 2 アセンブリー
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ライザー 1 アセンブリー1
注 2 個の PCIe スロットの横には、背面壁ブラケット 1 個を取り付ける必要があります。 | |
ライザー 1 アセンブリー1
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ライザー 1 アセンブリー
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ライザー 1 アセンブリー
ライザー 2 アセンブリー
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ライザー 1 アセンブリー
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ライザー 1 アセンブリー
ライザー 2 アセンブリー
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サーバー前面図 | サポートされているタイプおよびスロット位置 |
ライザー 3 アセンブリー2:
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Gen 5 BF ライザー 1 カードが取り付けられている場合、スロット 2 のみが Gen 5 PCIe アダプターをサポートできます。
Gen 5 前面 PCIe ライザー (ライザー 3 およびライザー 4) は、システムに 9005 シリーズ・プロセッサーが取り付けられている場合にのみ取り付けることができます。
Gen 4 前面 PCIe ライザーが取り付けられている場合、スロット 4 の熱設計電源は、25W 以下に制限されます。
Gen 5 前面 PCIe ライザーが取り付けられている場合、スロット 4 の熱設計電源は、75W 以下に制限されます。
PCIe アダプターの取り付け規則と順序
異なるタイプの PCIe アダプターを取り付けする場合、以下に推奨される取り付け優先順位を参照してください。
取り付けの優先順位 | |
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1. OCP モジュール | 6. InfiniBand アダプター |
2. カスタム・フォーム・ファクター (CFF) 内部 HBA/RAID アダプター | 7. Fiber Channel アダプター |
3. 標準フォーム・ファクター (SFF) RAID アダプター | 8. ネットワーク・アダプター |
4. SFF 内蔵 HBA アダプター | 9. 外部ストレージ・コントローラー |
5. GPU アダプター | 10. COM Port Bracketメモ |
PCIe アダプターの推奨スロット取り付け優先順位
推奨スロット取り付け優先順位 | PCIe アダプター | サポートされる最大数 |
---|---|---|
スロット 1 に取り付けなければなりません | SFF 内蔵 RAID/HBA アダプター | 1 |
スロット 1 > スロット 2 | M.2/7mm RAID アダプター:
| 1 |
スロット 1 > スロット 2 > スロット 3 |
| 3 |
| 2 | |
スロット 5> スロット 2> スロット 3 | ネットワーク・アダプター:
| 2 |
スロット 5> スロット 4> スロット 1> スロット 3 | GPU アダプター: ThinkSystem NVIDIA L4 24GB PCIe Gen4 Passive GPU | 4 |
スロット 5> スロット 4> スロット 1> スロット 2> スロット 3 |
| 5 |
InfiniBand アダプター:
| 4 |
- ロー・プロファイル + フルハイト構成の場合、以下にリストされている PCIe イーサネット・アダプターをスロット 1 に取り付けることはできません。
Lenovo ThinkSystem NetXtreme PCIe 1Gb 4-Port RJ45 Ethernet Adapter By Broadcom
Lenovo ThinkSystem I350-T4 PCIe 1Gb 4-Port RJ45 Ethernet Adapter By Intel
ThinkSystem Intel I350-T4 ML2 1Gb 4-Port RJ45 Ethernet Adapter
ThinkSystem Broadcom 57454 10GBASE-T 4-port PCIe Ethernet Adapter
以下の PCIe アダプターは、フルハイト・ライザー・ブラケットを使用するスロットにのみ取り付けることができます。
ThinkSystem Broadcom 57504 10/25GbE SFP28 4-port PCIe Ethernet Adapter
ThinkSystem Intel E810-DA4 10/25GbE SFP28 4-Port PCIe Ethernet Adapter
RAID 940 シリーズ・アダプターには、RAID フラッシュ電源モジュールが必要です。
RAID 940-8i または RAID 940-16i アダプターはトライモードをサポートします。トライモードが有効な場合、このサーバーは SAS、SATA、および U.3 NVMe ドライブを同時にサポートします。NVMe ドライブは、PCIe x1 リンクを介してコントローラーに接続されます。U.3 NVMe ドライブを使用したトライモードをサポートするには、XCC Web GUI を使用して、バックプレーン上の選択したドライブ・スロットで U.3 x1 モードを有効にする必要があります。有効にしないと、U.3 NVMe ドライブを検出できません。詳しくは、U.3 NVMe ドライブが NVMe 接続で検出できるが、トライモードで検出できないを参照してください。
Gen 3 M.2 バックプレーン (ThinkSystem M.2 SATA/NVMe 2-Bay Enablement Kit) が取り付けられている場合、RAID 5350 または RAID 540 シリーズはサポートされません。
HBA 4350/440 アダプターは、自己暗号化ドライブ (SED) 管理機能をサポートしていません。
RAID アレイは、SED または FIPS HDD/SSD ドライブではサポートされていません。FIPS (連邦情報処理規格) 140-2 は、機密だが未分類 (SBU) の情報技術 (IT) 製品の暗号化および関連するセキュリティー要件を記述した米国政府規格です。FIPS 140-2 では、4 つのレベルのセキュリティーが定義されています。SED は、FIPS 140-2 レベル 2 で検証済みのドライブです。