電源オンおよび電源オフの問題
サーバーの電源オンまたはオフ時に発生する問題を解決するには、この情報を使用します。
サーバーの電源がオンにならない
問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
電源を投入していないサーバーに関連するイベントがないか、イベントログをチェックしてください。
橙色で点滅している LED がないかチェックしてください。
システム・ボード・アセンブリー上の LED をチェックしてください。システム・ボード・アセンブリー LEDを参照してください。
AC 電源 LED が点灯するか、オレンジ色の LED が PSU 背面で点灯するかを確認します。
システムの AC サイクルを実行します。
少なくとも 10 秒間、CMOS バッテリーを取り外してから、CMOS バッテリーを再取り付けします。
XCC 経由で IPMI コマンドを使用するか電源ボタンを使用して、システムの電源をオンにしてみます。
最小構成を実装します (1 つのプロセッサー、1 つの DIMM および 1 つの PSU。アダプターおよびドライブは取り付けられていない)。
すべてのパワー・サプライを取り付け直し、PSU 背面の AC LED が点灯していることを確認します。
各パワー・サプライを交換し、それぞれを取り付けた後に電源ボタンの機能を確認します。
上記の操作を行っても問題が解決しない場合は、サービスに電話して問題の現象を確認してもらい、システム I/O ボードまたはプロセッサー・ボードを交換する必要があるかどうかを確認します。
サーバーの電源がオフにならない
問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
拡張構成と電力インターフェース (ACPI) オペレーティング・システムを使用しているか、非 ACPI オペレーティング・システムかを調べます。非 ACPI オペレーティング・システムを使用している場合は、以下のステップを実行します。
Ctrl + Alt + Delete を押します。
電源制御ボタンを 5 秒間押したままにして、サーバーの電源をオフにします。
サーバーを再起動します。
もしサーバーが POST で障害を起こし電源制御ボタンが働かない場合は、電源コードを 20 秒間外してから、電源コードを再接続してサーバーを再起動してください。
それでも問題が続くか、ACPI 対応のオペレーティング・システムを使用している場合は、システム・ボード (システム・ボード・アセンブリー) が原因の可能性があります。