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機能

サーバーの設計においては、パフォーマンス、使いやすさ、信頼性、および拡張機能などが重要な考慮事項でした。これらの設計機能を用いることで、現在のニーズに応じてシステム・ハードウェアをカスタマイズしたり、将来に備えて柔軟性の高い機能拡張を準備したりすることができます。

サーバーは、次の機能とテクノロジーを実装しています。
  • Features on Demand

    サーバーまたはサーバー内に取り付けたオプション・デバイスに Features on Demand 機能が組み込まれている場合、アクティベーション・キーを注文して機能をアクティブ化することができます。Features on Demand の詳細については、以下を参照してください。

    Lenovo Features on Demand Web サイト

  • フレキシブルなネットワーク・サポート

    このサーバーには、OCP 3.0 イーサネット・アダプター用のオープン・コンピュート・プロジェクト (OCP) 3.0 スロットがあり、ネットワーク・サポート用に 2 つまたは 4 つのネットワーク・コネクターが装備されています。

  • 内蔵 Trusted Platform Module (TPM)

    この内蔵セキュリティー・チップは、暗号機能を実行し、セキュアな秘密鍵と公開鍵を保管します。これは Trusted Computing Group (TCG) 仕様に対するハードウェア・サポートを提供します。TCG 仕様をサポートするためのソフトウェアをダウンロードできます。TPM 構成の詳細については、「メンテナンス・マニュアル」の「セキュリティー設定の構成」を参照してください。

    TPM 1.2 は、7002 シリーズ・プロセッサーと UEFI ファームウェア (バージョン 2.02 以前) を搭載したサーバー・モデルで同時にサポートされます。
    TPM バージョンタイプ中国本土以外中国本土
    7002 CPU7003 CPU7002 CPU7003 CPU
    TPM 1.2オンボード・チップ   
    TPM 2.0オンボード・チップ  
    NationZ TPM 2.0ドーター・カード  
  • 大容量のシステム・メモリー

    サーバーは、最大 32 個の TruDDR4 registered DIMM (RDIMM) または 3 次元スタック registered DIMM (3DS RDIMM) をサポートします。固有のメモリーのタイプおよびメモリーの最大容量について詳しくは、技術仕様を参照してください。

  • 大規模データ・ストレージ容量およびホット・スワップ機能

    このホット・スワップ・サーバー・モデルは、最大 14 台の 3.5 型ホット・スワップ Serial Attached SCSI (SAS) ハードディスク・ドライブまたはホット・スワップ Serial ATA (SATA) ハードディスク・ドライブをサポートします。シンプル・スワップ・サーバー・モデルは、最大 8 台の 3.5 型シンプル・スワップ SATA ハードディスク・ドライブをサポートします。

    ホット・スワップ機能により、サーバーの電源をオフにしなくても、ハードディスク・ドライブの追加、取り外し、交換ができるようになります。

  • システム管理ツール

    サーバーは以下のツールをサポートしています。これによって、さらに簡単で効率的なサーバー管理プロセスができるようになります。

    • Lenovo XClarity Controller

      重要

      Lenovo XClarity Controller (XCC) でサポートされるバージョンは、製品によって異なります。本書では、特に指定がない限り、 Lenovo XClarity Controller のすべてのバージョンを Lenovo XClarity Controller および XCC と記載します。ご使用のサーバーでサポートされる XCC バージョンを確認するには、Lenovo XClarity Controller ポータル・ページ にアクセスしてください。

    • Lenovo XClarity Administrator

    • Lenovo XClarity Essentials toolset

    • Lenovo XClarity Provisioning Manager

      重要

      Lenovo XClarity Provisioning Manager( LXPM) でサポートされるバージョンは、製品によって異なります。本書では、特に指定がない限り、Lenovo XClarity Provisioning Manager のすべてのバージョンを Lenovo XClarity Provisioning Manager および LXPM と記載します。ご使用のサーバーでサポートされる LXPM バージョンを確認するには、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページ にアクセスしてください。

    • Lenovo XClarity Integrator

    • Lenovo XClarity Energy Manager

    • Lenovo Capacity Planner

    詳しくは、管理オプション を参照してください。

  • Lightpath 診断

    Lightpath 診断では、LED を使用して問題を診断できます。内蔵 LCD 診断パネルまたは外部診断ハンドセットが追加の診断情報を提供します。Lightpath 診断について詳しくは、以下を参照してください。
  • Lenovo Service Information Web サイトへのモバイル・アクセス

    サーバーには、サーバーのカバーにあるシステム・サービス・ラベルに QR コードが記載されています。モバイル・デバイスの QR コード・リーダーとスキャナーを使用してこのコードをスキャンすると、Lenovo Service Information Web サイトにすぐにアクセスすることができます。Lenovo Service Information Web サイトでは、追加情報として部品の取り付けや交換用のビデオ、およびサーバー・サポートのためのエラー・コードが提供されます。

  • 冗長ネットワーク接続

    Lenovo XClarity Controller を使用すると、適用可能なアプリケーションがインストールされている冗長イーサネット接続にフェイルオーバー機能が提供されます。プライマリー・イーサネット接続に問題が発生すると、このプライマリー接続に関連するすべてのイーサネット・トラフィックは、オプションの冗長イーサネット接続に自動的に切り替えられます。適切なデバイス・ドライバーをインストールすると、この切り替えはデータ損失なく、ユーザーの介入なしで実行されます。

  • リダンダント冷却およびオプションの電源機能

    サーバーは最大 2 個のホット・スワップ・パワー・サプライおよび 6 個のホット・スワップ・ファンをサポートします。これらにより、標準的な構成に対して冗長性が提供されます。サーバー内のファンのリダンダント冷却により、ファンの 1 つに障害が起きても、サーバーの操作を続行できます。

  • ThinkSystem RAID のサポート

    ThinkSystem RAID アダプターは、構成を形成するためのハードウェア RAID (新磁気ディスク制御機構) サポートを提供します。標準の RAID アダプターは RAID レベル 0 および 1 を提供します。オプションの RAID アダプターを購入することができます。

  • UEFI 準拠のサーバー・ファームウェア

    Lenovo ThinkSystem ファームウェアは、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) に対応しています。UEFI は、BIOS に代わるものであり、オペレーティング・システム、プラットフォーム・ファームウェア、外部デバイス間の標準インターフェースを定義します。

    Lenovo ThinkSystem サーバーは、UEFI 準拠オペレーティング・システム、BIOS ベースのオペレーティング・システム、および BIOS ベースのアダプターのほか、UEFI 準拠アダプターをブートすることができます。

    このサーバーでは、ディスク・オペレーティング・システム (DOS) はサポートされていません。