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レールへのサーバーの取り付け

サーバーをレールに取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。

このタスクについて

S036




18 ~ 32 kg (39 ~ 70 ポンド)32 ~ 55 kg (70 ~ 121 ポンド)
注意
装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。
R006
No weight on shelf
注意
ラックに装着されたデバイスを棚として使用する場合を除いて、ラックに装着されたデバイスの上にはものを置かないでください。
S037
mechanical lift required
注意
この部品または装置の重量は 55 kg (121.2 ポンド) 以上です。この部品または装置を安全に持ち上げるには、特別に訓練を受けた人員またはリフト装置 (あるいはその両方) が必要です。
重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

  • サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。

  • 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。

  • 構成によっては、ご使用のサーバーと図が若干異なる場合があります。
  • プライマリー・シャーシを例として以下に示しますが、セカンダリー・シャーシも同様です。

手順

  1. サーバーを持ち上げて、テーブルの上に置きます。次の 2 つの持ち上げオプションを使用できます。

    2 人で持ち上げる場合は、以下のコンポーネントを事前に取り外します。

    • すべてのパワー・サプライ・ユニット
    • すべてのストレージ・ドライブ
    • トップ・カバー


    それ以外の場合は、3 人またはリフト・デバイスを使用してサーバーを持ち上げます。



    注意
    必ず、持ち上げポイントを持ってサーバーを持ち上げてください。
    1 持ち上げポイント 
  2. 内部レールを中間レールから取り外します。


    • 内部レールを停止するまで引き出します。
    • ロック・ラッチを持ち上げ、内側レールを引いて中間レールから外します。
    重要
    レールには、ロック・ラッチが 2 ペアあります。2 番目のラッチ・ペアを持ち上げた後、内側レールを引き出します。
    • 内側レールを取り外します。
  3. 内側レールのスロットを、サーバー側面の対応する T ピンに合わせします。次に、T ピンが内側レールの所定の位置にロックされるまで内側レールを前方にスライドさせます。


  4. M4 ねじを挿入して締め付け、図のように内側レールを固定します。


  5. 他のレールについても前の 2 つの手順を繰り返します。
  6. リフト・ハンドルを取り付けます。


    • ハンドルの側面にあるフラップを両方ともつまみます。
    • ハンドルをサーバーの側面にある 6 つのポストに合わせた後、ハンドルを上にスライドさせてシャーシに固定します。
    • 6 つのポストすべてが固定されていることを確認します。

    • リフト・ハンドルは合計 4 個あります。サーバーを持ち上げる前に、必ず正しく取り付けてください。

  7. サーバーをラックに取り付けます。




    重要
    サーバーを移動するときは、必ずサーバーの持ち上げポイントまたはリフト・ハンドルを持ってください。
    重要
    内側のレールを中間レールに挿入する前に、ボールの保持器具が中間レールの前面にあることを確認してください。
    1. 内側レールの後端を両方とも中間レールの開口部に合わせ、2 つのレール・ペアが正しくつながっていることを確認します。次に、レールが所定の位置に収まるまでサーバーをラックの中に慎重にスライドさせます。


    2. 後部リフト・ハンドルを取り外します。


      • ハンドルの側面にあるフラップを両方ともつまみます。
      • ハンドルをサーバーの側面にある 6 つのポストに合わせた後、ハンドルを下にスライドさせて取り外します。
      内側にスライドさせる前に、必ず後部リフト・ハンドルを両方とも取り外してください。
    3. 最初のロック・ラッチ・ペアを持ち上げた後、レールが所定の位置に収まるまでサーバーをスライドさせます。


    4. 前面リフト・ハンドルを取り外します。


      • ハンドルの側面にあるフラップを両方ともつまみます。
      • ハンドルをサーバーの側面にある 6 つのポストに合わせた後、ハンドルを下にスライドさせて取り外します。
      サーバーを内側にスライドさせる前に、必ず前面リフト・ハンドルを両方とも取り外してください。
      注意
      すべてのハンドルを正しく取り外すまで、2 番目のロック・ラッチを持ち上げないでください。
    5. 2 番目のロック・ラッチ・ペアを持ち上げた後、サーバーを内側にスライドさせます。


      重要
      サーバーを完全に外側に引き出してからもう一度戻し、レールがスムーズに作動していることを確認してください。
  8. 外部 UPI ケーブルをプライマリー・シャーシに接続します。ケーブルの番号とパターンを、UPI ラベルに示されているものと必ず一致させてください。
    図 1. 外部 UPI ケーブルの接続
    Connecting external UPI cables
    1 外部 UPI ケーブル 15 外部 UPI ケーブル 5
    2 外部 UPI ケーブル 26 外部 UPI ケーブル 6
    3 外部 UPI ケーブル 37 外部 UPI ケーブル 7
    4 外部 UPI ケーブル 48 外部 UPI ケーブル 8
  9. プライマリー・シャーシの UPI カバーを閉じます。
    図 2. UPI カバーを閉じる
    Closing UPI cover
    1. UPI カバーを閉じます。
    2. つまみねじを締めて UPI カバーを固定します。必要に応じて、ドライバーを使用してください。
  10. 先ほどの 2 つの手順をセカンダリー・シャーシに対しても行い、外部 UPI ケーブルの接続および取り付けを行います。
  11. プライマリおよびセカンダリー・シャーシに側波帯ケーブルを接続します。
    図 3. 側波帯ケーブルの接続
    Connecting sideband cables
    1 側波帯ケーブル 11 側波帯ケーブル 2
  12. 残りのすべての外部ケーブルをシャーシに接続します。
  13. 前の手順で取り外したコンポーネントをすべて再び取り付けます。
  14. (オプション) ラックにサーバーを固定します。
    後部

    前部

    1 フック・ラッチ
    以下の手順では、マイナス・ドライバー、六角ソケット・ドライバー、またはプラス・ドライバーを使用してください。
    • M5 ねじをワッシャーと一緒に各フック・ラッチの下にある穴に挿入して締めます。
    • つまみねじを締めます。必要に応じて、ドライバーを使用してください。
  15. セキュリティー・ベゼルを取り外した場合は、再度取り付けます。セキュリティー・ベゼルの取り付けを参照してください。

終了後

部品交換を完了します。部品交換の完了を参照してください。