更新手順を開始する前に、両方の TOR スイッチ構成がバックアップされていることを確認します。
スイッチ構成のバックアップは XClarity Administrator v2.1 以降を使用して実行できますが、この付録の手順ではシリアル接続と USB ドライブが使用されるため、スイッチの CLI コマンドをここに記載します。
CNOS を実行している 2 つの TOR スイッチの場合は、以下の手順に従ってください。
- HLH からシリアル・コンソール経由で TOR1 スイッチに接続します。
- USB ドライブを TOR1 スイッチに挿入します。
- 資格情報 admin/<password> を使用して TOR1 スイッチにサインインします。
- 次のコマンドを使用して、現在実行中の構成を始動構成にコピーし、構成ファイルを USB ドライブのルートに保存します。
enable cp running-config startup-config cp startup-config usb1 TOR1StartupBackup.cfg system eject-usb
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- これで、TOR1 スイッチから USB ドライブを取り外すことができます。
- HLH からシリアル・コンソール経由で TOR2 スイッチに接続します。
- USB ドライブを TOR2 スイッチに挿入します。
- 資格情報 admin/<password> を使用して TOR2 スイッチにサインインします。
- 次のコマンドを使用して、現在実行中の構成を始動構成にコピーし、構成ファイルを USB ドライブのルートに保存します。
enable cp running-config startup-config cp startup-config usb1 TOR2StartupBackup.cfg system eject-usb
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- これで、TOR2 スイッチから USB ドライブを取り外すことができます。
スイッチの更新中に問題が発生し、スイッチを現在の構成に復元する必要がある場合に備えて、TOR スイッチ構成が USB ドライブにバックアップされています。