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TOR スイッチ構成のバックアップ

更新手順を開始する前に、両方の TOR スイッチ構成がバックアップされていることを確認します。

スイッチ構成のバックアップは XClarity Administrator v2.1 以降を使用して実行できますが、この付録の手順ではシリアル接続と USB ドライブが使用されるため、スイッチの CLI コマンドをここに記載します。

CNOS を実行している 2 つの TOR スイッチの場合は、以下の手順に従ってください。

  1. HLH からシリアル・コンソール経由で TOR1 スイッチに接続します。
  2. USB ドライブを TOR1 スイッチに挿入します。
  3. 資格情報 admin/<password> を使用して TOR1 スイッチにサインインします。
  4. 次のコマンドを使用して、現在実行中の構成を始動構成にコピーし、構成ファイルを USB ドライブのルートに保存します。
    enable
    cp running-config startup-config
    cp startup-config usb1 TOR1StartupBackup.cfg
    system eject-usb

  5. これで、TOR1 スイッチから USB ドライブを取り外すことができます。
  6. HLH からシリアル・コンソール経由で TOR2 スイッチに接続します。
  7. USB ドライブを TOR2 スイッチに挿入します。
  8. 資格情報 admin/<password> を使用して TOR2 スイッチにサインインします。
  9. 次のコマンドを使用して、現在実行中の構成を始動構成にコピーし、構成ファイルを USB ドライブのルートに保存します。
    enable
    cp running-config startup-config
    cp startup-config usb1 TOR2StartupBackup.cfg
    system eject-usb

  10. これで、TOR2 スイッチから USB ドライブを取り外すことができます。
スイッチの更新中に問題が発生し、スイッチを現在の構成に復元する必要がある場合に備えて、TOR スイッチ構成が USB ドライブにバックアップされています。