CLI を使用した BMC スイッチの更新

この手順では、ThinkAgile SXM シリーズ BMC スイッチのネットワーク・オペレーティング・システムを更新する方法について説明します。

1. HLH からシリアル・コンソールを使用して BMC スイッチに接続します。
2. 資格情報 admin/<password> を使用して BMC スイッチにサインインします。
3. 次のコマンドを使用して、新しいスイッチ OS イメージ・ファイルを USB ドライブのルートから BMC スイッチの「image2」スロットにコピーし、新しいスイッチ・ブート・イメージ・ファイルを BMC スイッチの「ブート」スロットにコピーします。

   enable configure terminal usbcopy fromusb <ImageFileName>_OS.imgs image2 usbcopy fromusb <ImageFileName>_Boot.imgs boot

   例
   Enter login username: admin Enter login password: ... BMC#enable BMC#configure terminal BMC(config)#usbcopy fromusb G8052-8.4.8.0_OS.imgs image2 Switch to be booted with image1. (Y/N) : Y BMC(config)#usbcopy fromusb G8052-8.4.8.0_Boot.imgs boot

4. 「image2」スロットにロードされた新しい OS イメージと一致するブート・イメージを使用してリブートするようにスイッチを設定し、この設定を確認するには、次のコマンドを実行します。

   boot image image2 exit show boot

   例

   BMC(config)#boot image image2 BMC(config)#exit BMC#show boot Current running image version: 8.4.8 Currently set to boot software image2, active config block. NetBoot: disabled, NetBoot tftp server: , NetBoot cfgfile: Current boot Openflow protocol version: 1.0 USB Boot: disabled Currently profile is default, set to boot with default profile next time. Current FLASH software: image1: version 8.4.8, downloaded 08:04:14 Fri Jan 19, 2018 NormalPanel, Mode Stand-alone image2: version 8.4.11, downloaded 22:20:41 Thu Jan 18, 2018 NormalPanel, Mode Stand-alone boot kernel: version 8.4.11 NormalPanel bootloader : version 8.4.11 Currently scheduled reboot time: none

5. BMC スイッチを再起動して変更を実装する前に、スイッチ上のすべてのポートをシャットダウンすることをお勧めします。BMC スイッチのすべてのポートをシャットダウンするには、次のコマンドを実行します。

   configure terminal interface port 1-52 shutdown exit

6. 次のコマンドを入力して、BMC スイッチから USB ドライブを取り出し、再起動します。

   System usb-eject reload

   現在の実行中の構成ではすべてのポートがシャットダウンされており、現在の始動構成とは異なるため、警告が表示されます。「y」と入力し、Enter キーを押して続行します。

   重要

   この時点では実行中の構成を保存しないでください。そうしないと、スイッチが再ロードされた後もすべてのポートがシャットダウンされたままになります。
7. スイッチがオンラインに戻ったら、シリアル・コンソールを使用してスイッチにサインインします。
8. BMC スイッチから USB ドライブを取り外します。