Webサーバ証明書署名要求 (CSR) の生成
save controller arrayManagementCSRコマンドは、コントローラーの証明書署名要求 (CSR) を生成します。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Security Admin ロールが必要です。
コンテキスト
CSRには、認証局 (CA) による署名が必要です。署名された証明書はコントローラーのWebサーバにインストールされます。これにより、アレイを管理するときに、ブラウザはコントローラーのWebサーバを自動的に信頼できます。この処理はコントローラーごとに実行します。
構文
save controller [(a|b)] arrayManagementCSR
commonName="ipOrDnsName"
[alternateIPAddresses=(ipvX1...ipvXN)]
[alternateDnsNames=("dnsName1"..."dnsNameN")]
organization="organizationName"
[organizationalUnit="organizationalUnitName"]
locality="cityOrLocality"
[stateProvince="stateOrRegion"]
country="string"
file="filename"
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
controller | CSR作成の対象とするコントローラーを指定できます。有効なコントローラー識別子は、aまたはbで、aはスロットAのコントローラー、bはスロットBのコントローラーです。コントローラーの識別子は角かっこ ([ ]) で囲みます。 |
commonName | コントローラーのIPアドレスまたはDNS名を指定できます。これは、ブラウザでSystem Managerにアクセスする際に入力したアドレス (http://またはhttps://を除く) と正確に一致している必要があります。一致していないと、名前不一致のエラーが表示されます。 |
alternateIPAddresses | コントローラーの追加のIPアドレスまたはエイリアスを指定できます。すべてのIPアドレスをかっこで囲みます。複数のIPアドレスを入力する場合は、それぞれスペースで区切ります。 |
alternateDnsNames | コントローラーの追加のDNS名を指定できます。すべてのDNS名をかっこで囲みます。複数の名前を入力する場合は、それぞれスペースで区切ります。 |
organization | ストレージ・アレイが所属する組織の正式名称を指定できます。省略はせず、Inc、Corp、LLCなどのサフィックスもすべて含めてください。 |
organizationalUnit | 証明書を処理する組織の部門を指定できます。 |
locality | ストレージ・アレイが配置されている市区町村を指定できます。 |
stateProvince | ストレージ・アレイが配置されている都道府県を指定できます。これは省略しないでください。 |
country | ISO (国際標準化機構) の2桁の国別コード (USなど) を指定できます。 |
file | コントローラーのCSRファイルの保存対象とするファイルを指定できます。 |
例
SMcli -n Array1 -c "save controller [a] arrayManagementCSR
commonName="ictd0702s05c01-a.ict.englab.xyz.com"
alternateIPAddresses=(10.113.174.190 10.113.174.191)
alternateDnsNames=("ictd0702s05c01-b.ict.englab.xyz.com")
organization="Company"
locality="Wichita"
stateProvince="Kansas"
country="US"
file="C:\storage_array_csr.csr";"
SMcli completed successfully.
フィードバックを送る