IP ネットワーク接続の検証
ping テストを使用してホストやアレイと通信できることを確認し、インターネット・プロトコル (IP) ネットワーク接続を検証します。
- ホストでは、ジャンボ・フレームが有効かどうかに応じて、次のいずれかのコマンドを実行します。
- ジャンボ・フレームが有効ではない場合、このコマンドを実行します:
ping -I <span className="keyword parmname"><hostIP> <targetIP></span>
- ジャンボ・フレームが有効になっている場合、8,972 バイトのペイロード・サイズで ping コマンドを実行します。IP および ICMP を組み合わせたヘッダーは 28 バイトで、ペイロードに追加すると 9,000 バイトと等しくなります。-s スイッチは packet size ビットをセットします。-d スイッチはデバッグ・オプションを設定します。これらのオプションを使用すると、iSCSI イニシエーターとターゲットの間で 9,000 バイトのジャンボ・フレームを正常に送信できます。
ping -I <span className="keyword parmname"><hostIP></span> -s 8972 -d <span className="keyword parmname"><targetIP></span>
この例では、iSCSI ターゲットの IP アドレスは 192.0.2.8 です。#ping -I 192.0.2.100 -s 8972 -d 192.0.2.8
Pinging 192.0.2.8 with 8972 bytes of data:
Reply from 192.0.2.8: bytes=8972 time=2ms TTL=64
Reply from 192.0.2.8: bytes=8972 time=2ms TTL=64
Reply from 192.0.2.8: bytes=8972 time=2ms TTL=64
Reply from 192.0.2.8: bytes=8972 time=2ms TTL=64
Ping statistics for 192.0.2.8:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 2ms, Maximum = 2ms, Average = 2ms - ジャンボ・フレームが有効ではない場合、このコマンドを実行します:
- 各ホストのイニシエーター・アドレス (iSCSI に使用されるホスト・イーサネット・ポートの IP アドレス) から各コントローラーの iSCSI ポートに ping コマンドを発行します。構成の各ホスト・サーバーからこの操作を実行して、必要に応じて IP アドレスを変更します。注コマンドが失敗した場合 (たとえば、Packet needs to be fragmented but DF set を返す場合)、ホスト・サーバー、ストレージ・コントローラー、スイッチ・ポートのイーサネット・インターフェースの MTU サイズ (ジャンボ・フレームのサポート) を確認します。
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