NVMe over Fibre Channel のエクスプレス・セットアップ
NVMe は、Fibre Channel プロトコルで使用できます。
- Linux の構成がサポートされていることを確認
信頼性の高い動作を確保するために、実装計画を作成し、Lenovo 相互運用性マトリックスを使用して全体の構成がサポートされていることを確認します。 - DHCP を使用した IP アドレスの構成
管理ステーションとストレージ・アレイの間の通信を迅速に構成するこの方法では、動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用して IP アドレスを提供します。各コントローラーには 2 つのストレージ管理ポートがあり、各管理ポートには IP アドレスが割り当てられます。 - System Manager からの SMcli のダウンロードとセットアップ
ThinkSystem ソフトウェア・バンドル 11.60.2 以降では、ThinkSystem Secure CLI (SMcli) が ThinkSystem SAN OS に含まれており、ThinkSystem System Manager からダウンロードできます。ThinkSystem System Manager を使用して SMcli をダウンロードする方法の詳細については、コマンド・ライン・インターフェース (CLI) リファレンス の「コマンド・ライン・インターフェース (CLI) のダウンロード」を参照してください。 - ThinkSystem System Manager にアクセスしてセットアップ・ウィザードを使用する
ThinkSystem System Manager のセットアップ・ウィザードを使用してストレージ・アレイを構成します。 - FC スイッチの構成
Fibre Channel (FC) スイッチの構成 (ゾーニング) を行って、ホストをストレージ・アレイに接続し、パスの数を制限することができます。スイッチの管理インターフェースを使用してスイッチをゾーニングします。 - ホスト側での NVMe over Fibre Channel のセットアップ
Fibre Channel 環境の NVMe イニシエーター構成には、nvme-cli パッケージのインストールと構成、およびホスト上での NVMe/FC イニシエーターの有効化が含まれています。 - ホストの定義
ThinkSystem System Manager を使用し、ストレージ・アレイにデータを送信するホストを定義します。ホストの定義は、ストレージ・アレイに接続されているホストを認識させ、ボリュームへの I/O アクセスを許可するために必要なステップの 1 つです。ホストは自動または手動で定義することができます。 - ボリュームの割り当て
I/O 操作に使用できるように、ホストまたはホスト・クラスターにボリューム (名前空間) を割り当てる必要があります。この割り当ては、ストレージ・アレイ内の 1 つ以上の名前空間へのアクセスをホストまたはホスト・クラスターに許可します。 - ホストから見えるボリュームの表示
nvme-cli パッケージの一部となっている SMdevices ツールでは、現在ホストから見えるボリュームを表示できます。このツールは、nvme list コマンドの代わりに使用できます。 - ホストでのフェイルオーバーのセットアップ
マルチパス・ソフトウェアは、物理的なパスの 1 つが中断された場合に、ストレージ・アレイに冗長パスを提供します。マルチパス・ソフトウェアは、ストレージへのアクティブな物理パスを表す 1 つの仮想デバイスをオペレーティング・システムに提供します。また、マルチパス・ソフトウェアは仮想のデバイスを更新するフェイルオーバー・プロセスも管理します。Linux のインストールには、デバイス・マッパー・マルチパス (DM-MP) ツールを使用します。 - ファイル・システムの作成
- ホストでストレージとのアクセスを確認する
名前空間を使用する前に、ホストが名前空間にデータを書き込み、それを読み戻すことができることを検証します。 - Linux 向け NVMe over Fibre Channel 固有情報の記録
プロトコル固有のストレージ構成情報の記録先となる NVMe over Fibre Channel ワークシートを選択します。この情報は、プロビジョニング・タスクの実行に必要です。
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