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DIMM の取り付け順序

サーバー・モデルに応じて、サーバーには標準で少なくとも 1 つの 4 GB DIMM がスロット 1 に取り付けられています。追加の DIMM を取り付ける場合は、システム・パフォーマンスを最適化するために、以下の表に示されている順序で DIMM を取り付けます。

一般的に、各マイクロプロセッサーのメモリー・インターフェース上の 4 つのチャネルには、いずれも任意の順序で装着することが可能で、マッチング要件はありません。

表 1. 通常モードでの DIMM の取り付け順序
取り付け済みのマイクロプロセッサー数DIMM コネクター取り付け順序
マイクロプロセッサーを 1 つ取り付け済み1, 4, 9, 12, 2, 5, 8, 11, 3, 6, 7, 10
マイクロプロセッサーを 2 つ取り付け済み1, 13, 4, 16, 9, 21, 12, 24, 2, 14, 5, 17, 8, 20, 11, 23, 3, 15, 6, 18, 7, 19, 10, 22

パフォーマンスを最良にするには、次のようにします。

各マイクロプロセッサーの 4 つのメモリー・チャネルすべてに DIMM を装着します。各メモリー・チャネルに、同じタイプの DIMM を装着し、チャネルあたりのメモリー容量を同じにします。各マイクロプロセッサー・ソケットに、同じタイプの DIMM を装着し、ソケットあたりのメモリー容量を同じにします。1DPC (チャネルごとに 1 つの DIMM) または 2DPC (チャネルごとに 2 つの DIMM) メモリー構成にすることをお勧めします。3DPC (チャネルごとに 3 つの DIMM) 構成にすると、メモリー・サブシステムがより低い周波数 (1600 MHz) で作動することになるため、メモリー容量の要件をメモリー周波数の要件より重視する必要がない限り、3DPC 構成は推奨されません。

詳細は、「IBM Flex System、System x、および BladeCenter プラットフォームで、Intel Xeon Processor E5-2600 シリーズの メモリー・パフォーマンスを理解して最適化する」ホワイト・ペーパーを参照してください。