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eXFlash DIMM

このトピックでは、eXFlash DIMM の取り付けおよび要件について説明します。

Lenovo System x3850 X6 and x3950 X6 サーバーは、eXFlash™ DIMM をサポートします。サーバー上のソリッド・ステート・ドライブ・ストレージ用の未使用の DIMM スロットを利用して、eXFlash DIMM を使用できます。DIMM の取り付けについての詳細および注意については、メモリー・モジュールの取り付けを参照してください。eXFlash DIMM は、独立メモリー・モードでのみサポートされています。独立メモリー・モードの DIMM 取り付け順序の詳細については、独立メモリー・モードを参照してください。eXFlash DIMM の DIMM 取り付け順序は、独立モード (パフォーマンス) の取り付け順序に従います。

eXFlash DIMM を取り付ける際には、以下の情報を考慮してください。

  • eXFlash DIMM を使用するサーバーには、RDIMM が取り付けられている必要があります。サーバー内にすべて eXFlash DIMM を取り付けることはできません。
  • 最初に RDIMM を取り付ける必要があり、その後で eXFlash DIMM を取り付けることができます。
  • eXFlash DIMM を取り付ける場合、取り付けられた DIMM の相互間に空の DIMM スロットを残してはなりません。
  • 4 ソケット構成と 8 ソケット構成は両方とも、各 DDR3 または DDR4 チャネルに 1 つの eXFlash DIMM を取り付けることができます。各コンピュート・ブックに、最大 8 個の eXFlash DIMM を取り付けることができます。サーバー内には、最大 32 個の eXFlash DIMM を取り付けることができます。8 ソケット構成のサーバーでは、eXFlash DIMM は下部ノードにのみ取り付ける必要があります。
  • 同じサーバー内での LRDIMM と eXFlash DIMM の混用はサポートされません。
  • eXFlash DIMM は、独立メモリー・モードでのみサポートされます。
  • eXFlash DIMM は、ロック・ステップ・モード、メモリー・ミラーリング、およびメモリー・ランク・スペアリングではサポートされません。
  • サポートされている eXFlash DIMM は、どの構成でもサーバーに取り付けることができます (最大 32 個まで)。
  • サーバー内のすべての eXFlash DIMM に、同じレベルのファームウェアがインストールされている必要があります。
  • eXFlash DIMM をサーバーに取り付ける場合、eXFlash DIMM がサポートする環境の情報については、サーバーの機能および仕様セクションの環境を参照してください。
  • Red Hat および SLES オペレーティング・システムに eXFlash DIMM を取り付ける場合は、サーバーがサポートするのは、Red Hat Enterprise Linux バージョン 6.5 以降および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) バージョン 11 SP3 以降のオペレーティング・システムのみであるをことに注意してください。eXFlash DIMM の詳細については、eXFlash DIMM の構成およびサポート要件 Web サイト にアクセスしてください。

サポートされている eXFlash DIMM の仕様を次の表に示します。

表 1. eXFlash DDR3 DIMM の仕様.

サポートされる eXFlash DDR3 DIMM の仕様をリストする、9 つの列とヘッダーがある表

StorageSDRAM 相当の容量SDRAM 相当の密度SDRAM 相当のランクSDRAM 相当の編成フォーム・ファクター電圧タイプ帯域幅 (MHz)
200 GB eXFlash DIMM8 GB4 Gb1R1024Mb x 4DDR3 ロー・プロファイル1.35VRDIMM1600 MHz
400 GB eXFlash DIMM8 GB4 Gb1R1024Mb x4DDR3 ロー・プロファイル1.35VRDIMM1600 MHz

eXFlash DIMM を取り付ける際には、次の表に示すように、ミラーリングが無効に設定された独立メモリー・モードの場合と同じ取り付け順序に従ってください。

表 2. 独立メモリー・モードの DIMM 装着順序.

独立メモリー・モードの装着順序をリストした、ヘッダー付きの 3 つの列で構成された表

DIMM の取り付け順序メモリー・ミラーリングが無効になった独立モードメモリー・ミラーリングが有効に設定された独立モード
1DIMM コネクター 9DIMM コネクター 9 および 19
2DIMM コネクター 6DIMM コネクター 6 および 16
3DIMM コネクター 1DIMM コネクター 1 および 15
4DIMM コネクター 10DIMM コネクター 10 および 24
5DIMM コネクター 15DIMM コネクター 8 および 20
6DIMM コネクター 24DIMM コネクター 5 および 17
7DIMM コネクター 19DIMM コネクター 2 および 14
8DIMM コネクター 16DIMM コネクター 11 および 23
9DIMM コネクター 8DIMM コネクター 7 および 21
10DIMM コネクター 5DIMM コネクター 4 および 18
11DIMM コネクター 2DIMM コネクター 3 および 13
12DIMM コネクター 11DIMM コネクター 12 および 22
13DIMM コネクター 14 
14DIMM コネクター 23 
15DIMM コネクター 20 
16DIMM コネクター 17 
17DIMM コネクター 7 
18DIMM コネクター 4 
19DIMM コネクター 3 
20DIMM コネクター 12 
21DIMM コネクター 13 
22DIMM コネクター 22 
23DIMM コネクター 21 
24DIMM コネクター 18