Light path 診断
このトピックでは、light path 診断 LED の概要を示しています。
Light path 診断は、サーバーの各種外部コンポーネントおよび内部コンポーネント上にある LED のシステムで、これを使用して障害のあるコンポーネントを特定することができます。エラーが発生すると、サーバーの前面にある前面オペレーター・パネルで LED が点灯し、次に障害が起こったコンポーネント上で点灯します。特定の順序で LED を確認することにより、多くの場合、エラーの原因を確認できます。
エラーを示す LED が点灯すると、サーバーが電源に接続されたままであり、電源が正しく作動していれば、それらの LED はサーバーの電源がオフになってもそのまま点灯しています。
Light path 診断 LED を確認するためサーバー内部で作業する前に、安全について、取り付け作業上の注意事項、および静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いをお読みください。
エラーが発生した場合は、次の順序で light path 診断 LED を見てください。
- サーバーの前面にある前面オペレーター・パネルを見ます (前面オペレーター・パネルを参照)。
- チェック・ログ LED が点灯している場合、サーバーの分離されていない障害状態に関する情報が IMM イベント・ログまたはシステム・イベント・ログで入手可能であることを示しています。
- システム・エラー LED が点灯している場合、エラーが発生したことを示しています。ステップ 2 に進んでください。
注リセット・ボタン: サーバーをリセットして、電源オン・セルフテスト (POST) を実行するには、前面オペレーター・パネルでこのボタンを押します。ボタンを押すには、ペンまたは真っすぐに伸ばしたペーパー・クリップの先を使用することが必要な場合があります。 - サーバー内のモジュール (前面と背面) には LED があり、点灯して問題の場所を示します。
Light path 診断 LED に加えて、サーバーの LCD システム情報表示パネルも、システムによって報告されたエラーの現在のリストなどの情報を表示します。次の図は、LCD 表示パネルを示しています。LCD 表示パネルの詳細については、LCD システム情報表示パネルを参照してください。
サーバーの前面にあるモジュールの LED の位置については、ストレージ・ブック LED、コンピュート・ブック LED、および DIMM およびマイクロプロセッサー LEDを参照してください。
サーバーの背面にあるモジュールの LED の位置については、ハーフサイズ I/O ブック LED、フルサイズ I/O ブック LED、標準 I/O ブック LED、および 電源 LEDを参照してください。