Nx 回ブートが失敗
このトピックでは、Nx 回ブート失敗機能を設定して、POST 障害後に自動的にサーバーを再起動する試行回数を設定する方法について説明します。
デバイスの追加やアダプター・ファームウェア更新などの構成の変更、およびファームウェアまたはアプリケーションのコーディングの問題が原因で、サーバーが POST (電源オン自己診断テスト) に失敗する場合があります。これが発生した場合、サーバーは以下のいずれかの方法で応答します。
- サーバーは自動的に再起動し、POST を再試行します。
- サーバーは停止し、ユーザーはサーバーの POST を再試行するために、サーバーを手動で再起動する必要があります。
指定された回数の連続試行 (自動でも手動でも) の後、Nx 回ブート失敗機能により、サーバーはデフォルトの UEFI 構成に復帰し、Setup Utility が開始され、ユーザーが構成に対し必要な修正を加えてサーバーを再起動できるようにします。サーバーがデフォルト構成で POST を正常に完了できない場合、システム・ボードに問題がある可能性があります。
Setup Utility で Nx 回ブート失敗機能をトリガーする連続再起動試行の回数を指定するには、以下のステップを実行してください。選択できる値は 3、6、9、および Disable (Nx 回ブート失敗を無効にする) です。
- Setup Utility のメインメニューから、「System Settings」を選択します。
- 次に「Recovery」を選択します。
- 「POST Attempts」を選択し、次に「POST Attempts Limit」を選択します。
- 構成設定を変更し、「Save Settings」を選択します。それから、Setup を終了します。
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