XClarity Controller の日付と時刻の設定
XClarity Controller の日付と時刻の設定を理解するには、このトピックの情報を使用します。XClarity Controller の日付と時刻を構成するための手順が記載されています。XClarity Controller の日付と時刻は、イベント・ログに記録されるすべてのイベントおよび送信されるすべてのアラートにタイム・スタンプされます。
XClarity Controller の日付と時刻を表示または変更するには、XClarity Controller のホーム・ページで、右上の時計のアイコンをクリックします。XClarity Controller には、独自のリアルタイム・クロックはありません。日付と時刻を Network Time Protocol サーバーと同期するか、サーバーのリアルタイム・クロック・ハードウェアと同期するように、XClarity Controller を構成できます。
NTP と同期
XClarity Controller のクロックを NTP サーバーと同期させるには、以下のステップを実行します。
- 「時刻を NTP と同期」を選択して NTP サーバー・アドレスを指定します。
- 「+」アイコンをクリックして追加の NTP サーバーを指定できます。
- XClarity Controller が NTP サーバーと同期する頻度を指定します。
- NTP サーバーから取得した時刻は、協定世界時 (UTC) 形式です。
- XClarity Controller を現地の日付と時刻に合わせて調整する場合は、ドロップダウン・メニューから現地のタイム・ゾーン時差を選択します。
- 現地が夏時間を採用している場合は、「夏時間 (DST) の自動調整」チェックボックスにチェックを入れます。
- 構成の変更が完了したら、「適用」をクリックします。
ホストとの同期
サーバーのリアルタイム・クロック・ハードウェアに保持されている時刻は、協定世界時 (UTC) 形式の場合も、すでに現地時間形式に調整済みの場合もあります。UTC 形式でリアルタイム・クロックを保存しているオペレーティング・システムもあれば、現地時間で時刻を保存しているものもあります。サーバーのリアルタイム・クロックは、時刻がどの形式かを示しません。そのため、XClarity Controller をホストのリアルタイム・クロックと同期するように構成する場合は、リアルタイム・クロックから取得した日付と時刻を XClarity Controller がどのように使用するかを選択できます。
- ローカル (例: Windows):
このモードでは、XClarity Controller はリアルタイム・クロックから取得した日付と時刻を、すでに適切なタイムゾーンと DST 時差が適用された現地時間として取り扱います。
- UTC (例: Linux):
このモードでは、XClarity Controller はリアルタイム・クロックから取得した日付と時刻を、タイムゾーンや DST 時差がまだ適用されていない協定世界時として取り扱います。このモードでは、ドロップダウン・メニューから現地のタイム・ゾーン時差を選択して、現地の日付と時刻に合わせて調整できます。現地が夏時間を採用している場合は、「夏時間 (DST) の自動調整」チェックボックスにチェックを入れることもできます。
- 構成の変更が完了したら、「適用」をクリックします。
- 夏時間になって時計が進められる際、飛ばされた時間の間に XClarity Controller が実行するようにスケジュールされていた操作は実行されません。たとえば、米国の夏時間の開始時刻が 3 月 12 日 2:00 am であり、電源アクションが 3 月 12 日の午前 2:10 am にスケジュールされていると、この操作は発生しません。時刻が 2:00 am になると、XClarity Controller はその時刻を 3:00 am として読み取ります。
- XClarity Controller の日付と時刻の設定は、Flex System では変更できません。