メディア・トレイの問題のトラブルシューティング
メディア・トレイの問題を解決するには、この情報を使用してください。
IBM はサポート Web サイトを随時更新し、ユーザーが BladeCenter S システムで問題が起こったときに問題解決に使用できるヒントや手法を載せています。BladeCenter のサポート検索 Web サイトにアクセスし、使用に関する公告が作成されているか確認するために media tray、8886、retain の用語を検索します。
メディア・トレイには、前面システム LED パネル、DVD ドライブ、および USB ポートが装備されています。これらは、BladeCenter S シャーシ内のすべてのブレード・サーバーにより共用されます。
拡張管理モジュールは、I2C バスと呼ばれる専用のシリアル制御インターフェースを使用してメディア・トレイに接続されます (BladeCenter S シャーシ全体に複数の I2C バス接続があります)。このインターフェースは、拡張管理モジュールがメディア・トレイの存在を検出し、メディア・トレイとブレード・サーバー間の USB 接続を含む、すべてのメディア・トレイ機能を制御するために使用します。
メディア・トレイの USB 装置と DVD ドライブにアクセスできるブレード・サーバーは一度に 1 台のみです。ブレードの前面パネル・ボタンを使用してメディア・トレイに接続されるブレードを手動で選択する機能は、拡張管理モジュールの Web インターフェースから使用不可にすることができます。ブレード・サーバーの前面にある選択ボタンが作動していないと思われる場合は、まずこの設定を確認してください。
ブレード・サーバーをメディア・トレイ装置からブートする際に問題がある場合は、ブレード・サーバーのブート・シーケンスを検査して DVD がリストされていることを確認します。拡張管理モジュールの Web インターフェースから、「Blade Tasks」 →「Configuration」→「Boot Sequence」をクリックします。