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拡張管理モジュールのユーザー・プロファイル設定

拡張管理モジュールにアクセスできるログイン・プロファイルを、最大 12 個まで指定することができます。

それぞれのログイン・プロファイルごとに、以下を指定します。
  • ログイン ID。
  • パスワード。
  • 役割または権限レベル。役割または権限レベルによってユーザーがアクセスできるコマンド域が定義されますが、これはそのユーザーに対して定義されたアクセス有効範囲に基づいています。 それぞれのログイン ID ごとに、次のいずれかを指定することができます。
    • スーパーバイザー
    • オペレーター
    • カスタム
  • アクセス有効範囲。アクセス有効範囲では、ユーザーに定義された役割またはユーザー権限がどこに有効か (特定の BladeCenter S シャーシ、あるいはブレード・サーバーのグループなど) を定義します。
さらに、以下の情報を含め、それぞれのユーザー・プロファイルに対して SNMP v3 プロファイルを指定することができます。
  • この SNMP v3 ユーザーが作業しているコンテキストの名前
  • 使用される認証プロトコル
  • 使用されるプライバシー・プロトコル
  • 使用されるプライバシー・パスワード
  • アクセス・タイプ (Get、Set、または Trap)
  • トラップのホスト名/IP アドレス

セキュリティー設定

アカウント・セキュリティーには 3 つのレベルがあります。これはグローバルに設定され、すべてのユーザー・プロファイルに適用されます。
  • レガシー・セキュリティー。このレベルのセキュリティーには、以下の設定があります。
    • パスワードが不要である。
    • パスワードの有効期限がない。
    • パスワードの再使用に関する制限がない。
    • パスワードの変更頻度に関する制限がない。
    • 5 回ログインに失敗した後、ユーザー・アカウントが 2 分間ロックされる。
    • パスワードは単純なパスワード規則に従う。
    • アカウントの非活動をモニターしない。
  • ハイ・セキュリティー。このレベルのセキュリティーには、以下の設定があります。
    • パスワードが必要である。
    • 次回ログイン時に、出荷時のデフォルト値 USERID のパスワードを変更しなければならない。
    • 初回ログイン時にすべてのユーザー ID のパスワードを変更しなければならない。パスワードは 90 日で失効する。
    • パスワードの再使用に制限がある (最後の 5 つのパスワードが履歴に保持される)。
    • パスワードの変更には最低 24 時間の間隔を空ける。
    • 5 回ログインに失敗した後、アカウントは 60 分間ロックされる。
    • パスワードは複雑なパスワード規則に従う必要がある (直前のパスワードから少なくとも 2 度合い異なること)。
    • アカウントの非活動が 120 日過ぎるとアラートを発行する。
    • 非活動が 180 日過ぎるとアカウントは使用不可になる。
  • カスタム・セキュリティー。このレベルのセキュリティーでは、以下を指定することができます。
    • ユーザー・ログイン・パスワードが必要かどうか。
    • パスワードの有効期限。
    • 最小のパスワード再使用サイクル。
    • 最小パスワード変更間隔。
    • ログイン失敗の最大数。
    • 最大ログイン失敗の後のロックアウト期間。
    • 複雑なパスワード規則。
    • パスワードの文字で異なる文字の最小数。
    • 出荷時のデフォルト USERID のパスワードは、次のログインで変更する必要があるかどうか。
    • 初回ログイン時にユーザーにパスワードの変更を強制するかどうか。
    • 非活動アラート期間。
    • 非活動アラートおよび使用不可期間。