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仕様

以下は、ご使用のサーバーの機能と仕様を要約したものです。ご使用のモデルによっては、使用できない機能があったり、一部の仕様が該当しない場合があります。

表 1. サーバー仕様
仕様説明

寸法

  • 1U

  • 高さ: 43.0 mm (1.7 インチ)

  • 幅:
    • ラック・ラッチ付き: 482.0 mm (19.0 インチ)

    • ラック・ラッチなし: 434.4 mm (17.1 インチ)

  • 奥行き: 778.3 mm (30.7 インチ)

    奥行きは、ラック・ラッチおよびパワー・サプライが取り付けられており、セキュリティー・ベゼルが取り付けられていない状態での測定です。

重量

最大 19.0 kg (41.9 ポンド)

プロセッサー (モデルによって異なる)

  • 最大 2 個の Intel® Xeon® スケーラブル・プロセッサー

    • Land Grid Array (LGA) 3647 ソケット対応設計

    • 最大 28.0 コア

    • ホット設計電源 (TDP): 最大 205 ワット

プロセッサーについてのその他の重要な情報については、システム・ボード、プロセッサーおよびヒートシンクの重要な情報を参照してください。

サポートされるプロセッサーのリストについては、以下を参照してください。Lenovo ServerProven Web サイト

メモリー

第 1 世代の Intel Xeon スケーラブル・プロセッサー (Intel Xeon SP Gen 1) の場合:
  • スロット: 24 個のメモリー・モジュール・スロット

  • 最小: 8 GB

  • 最大:

    • 768 GB (registered メモリー・モジュール (RDIMM) 使用時)

    • 1.5 TB (Load-Reduced メモリー・モジュール (LRDIMM) 使用時)

    • 3 次元スタック registered メモリー・モジュール (3DS RDIMM) を使用して 3 TB

  • タイプ (モデルによって異なる):

    • TruDDR4 2666、single-rank または dual-rank、8 GB/16 GB/32 GB RDIMM

    • TruDDR4 2666、quad-rank、64 GB LRDIMM

    • TruDDR4 2666、octa-rank、128 GB 3DS RDIMM

第 2 世代の Intel Xeon スケーラブル・プロセッサーの場合 (Intel Xeon SP Gen 2):
  • スロット: 24 個のメモリー・モジュール・スロット

  • 最小: 8 GB

  • 最大:

    • 1.5 TB (registered メモリー・モジュール (RDIMM) 使用時)

    • 3 次元スタック registered メモリー・モジュール (3DS RDIMM) を使用して 3 TB

    • メモリー・モードで DC Persistent Memory Module (DCPMM) および RDIMM/3DS RDIMM を使用して 6 TB

  • タイプ (モデルによって異なる)

    • TruDDR4 2666、single-rank/dual-rank、16 GB/32 GB RDIMM

    • TruDDR4 2933、single-rank または dual-rank、8 GB/16 GB/32 GB/64 GB RDIMM

    • TruDDR4 2666、quad-rank、64 GB 3DS RDIMM

    • TruDDR4 2933、quad-rank、128 GB 3DS RDIMM
    • 128 GB/256 GB/512 GB DC Persistent Memory Module
DCPMM 取り付けの規則:
  • いずれかの GPU が取り付けられている場合、PDCPMM はサポートされません。

  • 作動速度および合計メモリー容量はプロセッサー・モデルおよび UEFI 設定によって異なります。

  • 背面ドライブ・アセンブリーと 256 GB/512 GB DCPMM は同時に取り付けられません。

サポートされているメモリーのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト: https://static.lenovo.com/us/en/serverproven/index.shtml を参照してください。

オペレーティング・システムサポートおよび認定オペレーティング・システム:
  • Microsoft Windows Server

  • VMware ESXi

  • Red Hat Enterprise Linux

  • SUSE Linux Enterprise Server

参照:

内蔵ドライブ

  • 最大 2 台の M.2 ドライブ

  • 最大 4 台の 3.5 型ホット・スワップ SAS/SATA ドライブ

  • 最大 4 台の 3.5 型ホット・スワップ SAS/SATA/NVMe ドライブ

  • 最大 8 台の 2.5 型ホット・スワップ SAS/SATA ドライブ

  • 最大 10 台の 2.5 型ホット・スワップ SAS/SATA/NVMe ドライブ (NVMe ドライブは、ドライブ・ベイ 6-9 でのみサポートされます)

  • 最大 10 台の 2.5 型ホット・スワップ NVMe ドライブ

  • 背面に最大 2 個の 2.5 型ホット・スワップ SAS/SATA ドライブ (プロセッサーの TDP が 125 ワット以下になる必要があります)。
    • NVMe ドライブは、不揮発性メモリー Express ドライブを意味します。

    • Lenovo が提供している M.2 ドライブのみを使用してください。

    • 10 台の 2.5 型ホット・スワップ NVMe ドライブのバックプレーンは、以下の構成要件を満たしている場合にのみサポートされます。
      • Intel Xeon 6144、6146、6154、6240C、6240Y、6242R、6244、6246、6246R、6248R、6252N、6254、6258R、8168、8171M、8180、8180M、8268、8270、8280、8280L および 8280M プロセッサーが取り付けられていない。

      • ホット・スワップ・パワー・サプライの電源が 1100 ワットである。

      • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリーが取り付けられていない。

      • GPU がインストールされていない。

      • NVMe PCIe フラッシュ・アダプターが取り付けられていない。

      • 256 GB/512 GB DCPMM

        が取り付けられていない。

PCIe スロット

モデルによって、サーバーは最大 3 個の背面 PCIe スロットをサポートします。詳細情報は、背面図 を参照してください。

ThinkSystem Mellanox ConnectX-6 HDR/200GbE QSFP56 1-port PCIe アダプターについては、AOC ケーブルおよびトランシーバーが取り付けられている場合、システム動作温度が 30°C 以下である必要があります。他の DAC ケーブルが取り付けられている場合、システム動作温度が 35°C 以下である必要があります。

グラフィックス・プロセッシング・ユニット (GPU)

ご使用のサーバーは、次の GPU をサポートします。
  • 1 個の NVIDIA Quadro P2000 PCIe アクティブ GPU (フルハイト、3/4 サイズ)

  • 1 個の NVIDIA Quadro P2200 PCIe アクティブ GPU (フルハイト、3/4 サイズ)

  • 1 個の NVIDIA Quadro P4000 PCIe アクティブ GPU (フルハイト、フルサイズ)

  • 1 個の NVIDIA Quadro RTX4000 PCIe アクティブ GPU (フルハイト、フルサイズ)

  • 最大 2 個の NVIDIA Tesla P4 8GB PCIe パッシブ GPU (ロー・プロファイル)

  • 最大 2 個の NVIDIA Tesla T4 8GB PCIe パッシブ GPU (ロー・プロファイル)

  • 最大 2 個の NVIDIA A2 16GB PCIe Gen4 パッシブ GPU (ハーフハイト、ハーフサイズ)

  • 最大 3 個の NVIDIA Quadro P600 2GB PCIe アクティブ GPU (ロー・プロファイル)

  • 最大 3 個の NVIDIA Quadro P620 PCIe アクティブ GPU (ロー・プロファイル)

GPU の取り付け場所:
  • フルハイト PCIe スロット 2 に P2000/P2200/P4000/RTX4000 GPU を取り付けます。

  • 最初の A2/P4/T4 GPU を PCIe スロット 3 に取り付け、2 個目の A2/P4/T4 GPU を PCIe スロット 1 に取り付けます。

  • 最初の P600 GPU を PCIe スロット 3 に取り付け、2 個目の P600 GPU を PCIe スロット 1 に取り付けます。3 個目の P600 GPU を PCIe スロット 2 に取り付けます。

  • 最初の P620 GPU を PCIe スロット 3 に取り付け、2 個目の P620 GPU を PCIe スロット 1 に取り付けます。3 個目の P620 GPU を PCIe スロット 2 に取り付けます。

GPU の取り付け要件:
  • P2000/P2200 GPU は、以下の構成要件に合致する場合にのみサポートされます。
    • プロセッサー TDP が 140 ワット以下。

    • システム・ボードの RAID アダプター・スロットに RAID アダプターが取り付けられていない。RAID アダプターを取り付けたい場合は、PCIe スロット 1 に取り付けます。

    • ホット・スワップ・パワー・サプライの電源が 750 ワットまたは 1100 ワット。

    • 10 台の 2.5 型 NVMe ドライブのバックプレーンが取り付けられていない。

    • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリーが取り付けられていない。

    • システム・ファンに障害が発生していない。

  • P4000/RTX4000 GPU は、以下の構成要件に合致する場合にのみサポートされます。
    • Intel Xeon 6144、6146、6246 または 6252N プロセッサーが取り付けられておらず、プロセッサー TDP が 165 ワット以下である。

    • システム・ボードの RAID アダプター・スロットに RAID アダプターが取り付けられていない。RAID アダプターを取り付けたい場合は、PCIe スロット 1 に取り付けます。

    • ホット・スワップ・パワー・サプライの電源が 750 ワットまたは 1100 ワット。

    • 10 台の 2.5 型 NVMe ドライブのバックプレーンが取り付けられていない。

    • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリーが取り付けられていない。

    • システム・ファンに障害が発生していない。

  • A2/P4/T4 GPU は、以下の構成要件に合致する場合にのみサポートされます。
    • Intel Xeon 6144、6146、6246 または 6252N プロセッサーが取り付けられておらず、プロセッサー TDP が 165 ワット以下である。

    • 10 台の 2.5 型 NVMe ドライブのバックプレーンが取り付けられていない。

    • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリーが取り付けられていない。

    • 1 個の A2/P4/T4 GPU が取り付けられている場合、ホット・スワップ・パワー・サプライの電源は 750 ワットまたは 1100 ワットである必要があります。

    • 2 個の A2/P4/T4 GPU が取り付けられている場合、ホット・スワップ・パワー・サプライの電源は 1100 ワットである必要があります。

    • 1 個の A2/P4/T4 GPU が PCIe スロット 3 に取り付けられている場合、ファン・ローターの冗長性をサポートするには、システム動作温度が 35° C 以下である必要があります。

    • 2 個の A2/P4/T4 GPU が、1 個は PCIe スロット 1 に、1 個は PCIe スロット 3 に取り付けられている場合、ファン・ローターの冗長性をサポートするには、システムの動作温度が 30° C 以下である必要があります。

    • A2 GPU を T4 GPU と併用することはできません。

  • P600 GPU は、以下の構成要件に合致する場合にのみサポートされます。
    • Intel Xeon 6144、6146、6246 または 6252N プロセッサーが取り付けられておらず、プロセッサー TDP が 165 ワット以下である。

    • 1 個または 2 個の P600 GPU が取り付けられている場合、ホット・スワップ・パワー・サプライの電力が 750 ワットまたは 1100 ワットである。3 個の P600 GPU が取り付けられている場合、ホット・スワップ・パワー・サプライの電力が 1100 ワットである。

    • 10 台の 2.5 型 NVMe ドライブのバックプレーンが取り付けられていない。

    • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリーが取り付けられていない。

    • システム・ファンに障害が発生していない。

  • P620 GPU は、以下の構成要件に合致する場合にのみサポートされます。
    • Intel Xeon 6144、6146、6246 または 6252N プロセッサーが取り付けられておらず、プロセッサー TDP が 165 ワット以下である。

    • 1 個または 2 個の P620 GPU が取り付けられている場合、ホット・スワップ・パワー・サプライの電力が 750 ワットまたは 1100 ワットである。3 個の P620 GPU が取り付けられている場合、ホット・スワップ・パワー・サプライの電力が 1100 ワットである。

    • 10 台の 2.5 型 NVMe ドライブのバックプレーンが取り付けられていない。

    • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリーが取り付けられていない。

    • システム・ファンに障害が発生していない。

入出力 (I/O) 機能

  • 前面パネル:
    • VGA コネクター 1 つ (一部のモデルで使用可能)

    • XClarity Controller USB 2.0 コネクター 1 個

    • USB 3.0 コネクター 1 個

  • 背面パネル:
    • 1 つの VGA コネクター

    • 2 つの USB 3.0 コネクター

    • XClarity Controller ネットワーク・コネクター 1 個

    • 2 つまたは 4 つの イーサネット・コネクター (LOM アダプター上) (一部のモデルで使用可能)

    • シリアル・ポート 1 つ (一部のモデルで使用可能)

RAID アダプター (モデルにより異なる)

  • オンボード SATA ポート (ソフトウェア RAID サポート付き) (Intel VROC SATA RAID、旧称 : Intel RSTe)
    VROC はまだ VMware ESXi ではサポートされていません。
  • オンボード NVMe ポート (ソフトウェア RAID サポート付き) (Intel VROC NVMe RAID)
    • VROC Intel-SSD-Only (Intel VROC 標準とも呼ばれる): RAID レベル 0、1、5、および 10 をサポート (Intel NVMe ドライブのみ)

    • VROC プレミアム: 非 Intel NVMe ドライブを搭載した RAID レベル 0、1、5、および 10 をサポートします

    VROC はまだ VMware ESXi ではサポートされていません。
  • JBOD モードをサポートしていても RAID をサポートしていない HBA 430-8e または 430-16e SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードをサポートしていても RAID をサポートしていない HBA 430-8i または 430-16i SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードをサポートしていても RAID をサポートしていない HBA 4350-8i または 4350-16i SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードをサポートしていても RAID をサポートしていない HBA 440-8i または 440-16i SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードをサポートしていても RAID をサポートしていない HBA 440-8e SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードをサポートしていても RAID をサポートしていない HBA 440-16e SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1 および 10 をサポートする RAID 530-16i 2G SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1、5 および 10 をサポートする RAID 5350-8i SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1、5、10 および 50 をサポートする RAID 530-8i SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1 および 10 をサポートする RAID 540-8i SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1、5、10 および 50 をサポートする RAID 730-8i 1G キャッシュ SAS/SATA アダプター (中国本土専用)

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1、5、6、10、50 および 60 をサポートする RAID 730-8i 2GB キャッシュ SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1、5、6、10、50 および 60 をサポートする RAID 930-8e SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1、5、6、10、50 および 60 をサポートする RAID 930-8i、または 930-16i SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1、5、6、10、50 および 60 をサポートする RAID 9350-8i 2GB または 9350-16i 4GB SAS/SATA アダプター

  • JBOD モードと RAID レベル 0、1、5、6、10、50 および 60 をサポートする RAID 940-8i または 940-16i SAS/SATA アダプター

  • RAID 730-8i 2GB SAS/SATA アダプター、RAID 930-8i SAS/SATA アダプター、RAID 930-16i SAS/SATA アダプター および RAID 930-8e SAS/SATA アダプターを混在させることはできません。

  • RAID 730-8i 1GB/2GB Cache SAS/SATA アダプターが取り付けられている場合、ThinkSystem 2.5 型 PM1653/PM1655 Read Intensive/Mixed Use SAS 24Gb SSD は取り付けられません。

  • RAID 730-8i 2GB、930-8em、930-8i、930-16i、940-8e 4GB、940-8i、940-16i、9350-8i または 9350-16i SAS/SATA アダプターが取り付け済みである場合は、RAID 超コンデンサー・モジュールを取り付ける必要がある。

  • HBA 440-8i/440-16i SAS/SATA アダプターと HBA 430-8i/430-16i SAS/SATA アダプターを混在させることはできません。

  • HBA/RAID 440-8i、440-16i、540-8i、940-8i、940-16i、5350-8i、9350-8i または 9350-16i SAS/SATA アダプターは、内部 RAID アダプター・スロットに取り付けることはできない。

  • HBA 540-16i SAS/SATA アダプターは、PCIe スロット 1 にのみ取り付けることができる。

  • HBA 440-8e、440-16e または 940 8e 4GB SAS/SATA アダプターは、以下の構成要件を満たしている場合にサポートされます。
    • プロセッサー 1 つのサーバー・モデルの場合、PCIe スロット 2 および 1 にのみ取り付けることができる。

    • プロセッサー 2 つのサーバー・モデルの場合、PCIe スロット 2、3、および 1 にのみ取り付けることができる。

  • RAID 4350-8i、4350-16i、9350-8i または 9350-16i SAS/SATA アダプターは、以下の構成要件を満たしている場合にサポートされます。

    • PCIe スロット 1、2、および 3 にのみ取り付けることができる。

    • HBA/RAID 430-8i、430-16i、440-8i、440-16i、530-8i、730-8i、930-8e、930-8i、930-16i、940-8i または 940-16i SAS/SATA アダプターと混在させることはできない。

  • RAID 5350-8i SAS/SATA アダプターは、以下の構成要件を満たしている場合にサポートされます。

    • PCIe スロット 1 にのみ取り付けることができる。

    • HBA/RAID 430-8i、430-16i、440-8i、440-16i、530-8i、730-8i、930-8e、930-8i、930-16i、940-8i または 940-16i SAS/SATA アダプターと混在させることはできない。

  • RAID 940-8i または 940-16i SAS/SATA アダプターは、以下の構成要件を満たしている場合にサポートされます。
    • 1 個の RAID 940 アダプターのみがサポートされている。

    • PCIe スロット 1 にのみ取り付けることができる。

    • RAID 超コンデンサー・モジュールを取り付ける必要がある。

    • 背面 HDD がない

    • 930-8i または 930-16i SAS/SATA アダプターと混在させることはできない。

    • HBA 440-8i または 440-16i SAS/SATA アダプターと混在させることができる。

システム・ファン

  • 1 つのプロセッサー: 5 個のデュアル・ローター・ホット・スワップ・ファン (冗長ファン・ローター 1 個を含む)

  • 2 つのプロセッサー: 7 個のデュアル・ローター・ホット・スワップ・ファン (冗長ファン・ローター 1 個を含む)

  • システムの電源がオフになっても AC 電源に接続されている場合、ファン 1 と 2 がかなり遅い速度で回転し続けることができます。これは、適切に冷却するためのシステム設計です。

  • Intel Xeon 6144、6146、6154、6240C、6240Y、6242R、6244、6246、6246R、6248R、6252N、6254、6258R、8168、8171M、8180、8180M、8268、8270、8280、8280L および 8280M プロセッサーが取り付けられているサーバー・モデルでは、ファン・ローターの冗長性はサポートされていません。1 個のファン・ローターに障害が発生した場合、サーバーのパフォーマンスが低下します。

  • ご使用のサーバーがマイクロプロセッサーを 1 つのみ搭載している場合は、5 個のシステム・ファン (ファン 1 ~ 5) で十分に適切な冷却を行います。ただし、適切な換気を確実にするには、ファン 6 および 7 の場所をファン・フィラーで塞いでおく必要があります。

  • 256 GB/512 GB DCPMM が取り付けられていて、周辺温度が 30°C を超えている場合、ファン・ローターの冗長性はサポートされません。

パワー・サプライ

注意
  1. 240 V DC 入力 (入力範囲: 180-300 V DC) は、中国本土でのみサポートされています。

  2. 240 V DC のパワー・サプライははホット・スワップできません。電源コードを取り外すには、ブレーカー・パネルでサーバーの電源がオフになっていること、または DC 電源が切断されていることを確認します。

  3. DC 環境でも AC 環境でも ThinkSystem 製品にエラーが発生しないようにするには、 IEC 60364-1 (2005) 規格に準拠した TN-S 接地システムが内蔵されているか、取り付けられている必要があります。

1 個または 2 個のホット・スワップ・パワー・サプライ (冗長性サポート用)
  • 550 ワット AC 80 PLUS Platinum

  • 750 ワット AC 80 PLUS Platinum

  • 750 ワット AC 80 PLUS Titanium

  • 1,100 ワット AC 80 PLUS Platinum

デバッグのための最小構成

  • プロセッサー・ソケット 1 内に 1 個のプロセッサー

  • スロット 5 に 1 個のメモリー・モジュール

  • パワー・サプライ 1 個

  • 1 個の HDD ドライブまたは M.2 ドライブ (デバッグ用に OS が必要な場合)

  • 5 個のシステム・ファン (ファン 1 ~ 5)

音響放出ノイズ

  • 音響出力レベル、アイドル時

    • 4.9 ベル、最小

    • 5.0 ベル、標準

    • 5.8 ベル、最大

  • 音響出力レベル、動作時

    • 5.3 ベル、最小

    • 6.1 ベル、標準

    • 6.2 ベル、最大

  • 音響出力レベルは、管理された音響環境のもとで、ISO 7779 の規定の手順に従って測定されたもので、ISO 9296 に従って報告されています。

  • 公称音響ノイズ・レベルは、指定された構成に基づいており、構成および状況によって変化する場合があります。

  • 一部の高出力の NIC、CPU、GPU などの高出力コンポーネントが取り付けられている場合、公称音響ノイズ・レベルは大幅に増加する場合があります。

電源入力

  • 正弦波入力 (50 ~ 60 Hz) が必須

  • 低電圧入力

    • 最低: 100 V AC

    • 最高: 127 V AC

  • 高電圧入力:

    • 最低: 200 V AC

    • 最高: 240 V AC

750 ワット AC 80 PLUS Titanium パワー・サプライを装備したサーバー・モデルでは、100 V - 127 V AC 入力電圧はサポートされません。
注意
240 V DC 入力 (入力範囲: 180 ~ 300 V DC) は、中国本土でのみサポートされています。240 V DC 入力のパワー・サプライは、電源コードのホット・プラグ機能をサポートしていません。DC 入力でパワー・サプライを取り外す前に、サーバーの電源をオフにしてください。あるいはブレーカー・パネルで、または電源をオフにすることによって DC 電源を切断してください。次に、電源コードを取り外します。

環境

サーバーは、以下の環境でサポートされます。
このサーバーは標準データ・センター環境向けに設計されており、産業データ・センターに配置することを推奨します。
  • 室温:

    • 作動時:
      • ASHRAE クラス A2: 10 ~ 35°C (50 ~ 95°F)。標高が 900 m (2,953 フィート) を超えると、標高 300 m (984 フィート) ごとに最大周囲温度値が 1°C (1.8°F) 低下します。

      • ASHRAE クラス A3: 5 ~ 40°C (41 ~ 104°F)。標高が 900 m (2,953 フィート) を超えると、標高 175 m (574 フィート) ごとに最大周囲温度値が 1°C (1.8°F) 低下します。

      • ASHRAE クラス A4: 5 ~ 45°C (41 ~ 113°F)。標高が 900 m (2,953 フィート) を超えると、標高 125 m (410 フィート) ごとに最大周囲温度値が 1°C (1.8°F) 低下します。

    • サーバー電源オフ時: 5 ~ 45°C (41 ~ 113°F)

    • 配送時または保管時: -40 ~ 60°C (-40 ~ 140°F)

  • 最大高度: 3,050m (10,000 フィート)

  • 相対湿度 (結露なし):

    • 作動時:
      • ASHRAE クラス A2: 8% ~ 80%、最大露点: 21°C (70°F)

      • ASHRAE クラス A3: 8% ~ 85%、最大露点: 24°C (75°F)

      • ASHRAE クラス A4: 8% ~ 90%、最大露点: 24°C (75°F)

    • 配送時または保管時: 8% ~ 90%

  • 粒子汚染
    重要
    浮遊微小粒子や反応性ガスは、単独で、あるいは湿気や気温など他の環境要因と組み合わされることで、サーバーにリスクをもたらす可能性があります。微粒子およびガスの制限に関する情報は、粒子汚染を参照してください。
注: ご使用のサーバーは ASHRAE クラス A2 規格に準拠しています。システム動作温度が ASHRAE A2 規格を外れている場合は、サーバーのパフォーマンスに影響が出る場合があります。ハードウェア構成によって、一部のモデルは ASHRAE クラス A3 およびクラス A4 規格に準拠しています。ASHRAE クラス A3 およびクラス A4 仕様に準拠するには、サーバー・モデルが以下のハードウェア構成要件を同時に満たす必要があります。
  • 2 台のパワー・サプライが取り付けられている。

  • NVMe ドライブが取り付けられていない。

  • NVMe PCIe フラッシュ・アダプターが取り付けられていない。

  • P2000 GPU がインストールされていない。

  • P2200 GPU が取り付けられていない。

  • P4000 GPU が取り付けられていない。

  • RTX4000 GPU が取り付けられていない。

  • A2 GPU が PCIe スロット 1 に取り付けられていない。

  • P4 GPU が PCIe スロット 1 に取り付けられていない。

  • T4 GPU が PCIe スロット 1 に取り付けられていない。

  • P600 GPU が PCIe スロット 2 に取り付けられていない。

  • P620 GPU が PCIe スロット 2 に取り付けられていない。

  • Innova 2 FPGA Smart NIC アクティブ GPU が取り付けられていない。

  • ThinkSystem Mellanox ConnectX-6 100 Gbs 1P/2P PCIe アダプターが取り付けられていない。

  • ThinkSystem Mellanox ConnectX-6 HDR/200GbE QSFP56 1-port PCIe アダプターが取り付けられていない。

  • 2.5 型ドライブ・ベイを搭載したサーバー・モデルの場合は、RAID 超コンデンサー・モジュールをエアー・バッフルの下部に取り付けることができません。シャーシにのみ取り付けることができます。

  • 10 台の 2.5 型 NVMe ドライブのバックプレーンが取り付けられていない。

  • 以下のプロセッサーは取り付けられていません。
    • TDP が 150 ワット以上のプロセッサー

    • Intel Xeon 4112、5122、6126、6128、6132、6134、6134M および 8156 プロセッサー

EU エコデザイン要件に関する重要な情報

エネルギー関連製品 (ErP) ロット 9 の EU エコデザイン要件を満たすには、ご使用のサーバーが以下の要件を満たしている必要があります。
  • 最小メモリー: 16 GB

  • サーバーが 1 個のプロセッサーで構成されている場合、Intel Xeon 3104 はサポートされていません。

システム・ボード、プロセッサーおよびヒートシンクの重要な情報

ご使用のサーバーのシステム・ボードには 2 つのタイプがあります。
  • 左: 大型リフト・ハンドル付きシステム・ボード 1

  • 右: 小型リフト・ハンドル付きシステム・ボード 2

図 1. システム・ボードの 2 つのタイプ
Two types of system board
ご使用のサーバーのヒートシンクの形状には 2 つのタイプがあります。
  • 左: 小型のヒートシンク

  • 右: 大型のヒートシンク

図 2. ヒートシンクの 2 つのタイプ
Two types of heat sink
次の表は、システム・ボード、ヒートシンク、およびプロセッサーに関する重要な情報をリストしています。

取り付けられているシステム・ボード

取り付けられているヒートシンク

重要な情報

大型リフト・ハンドル付きシステム・ボードまたは小型リフト・ハンドル付きシステム・ボード

小型のヒートシンク

Intel Xeon 6144、6146、6154、6240C、6240Y、6242R、6244、6246、6246R、6248R、6252N、6254、6258R、8168、8171M、8180、8180M、8268、8270、8280、8280L および 8280M プロセッサーが取り付けられているサーバー・モデルでは、以下の部品はサポートされていません。
  • 前面バックプレーンおよび前面ホット・スワップ SAS/SATA/NVMe ドライブ

  • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリー

  • エアー・バッフル下部の RAID 超コンデンサー・モジュール

  • NVMe PCIe フラッシュ・アダプター

  • GPU

小型リフト・ハンドル付きシステム・ボード

大型のヒートシンク

  • 大型のヒートシンクが取り付けられているサーバー・モデルの場合、エアー・バッフルおよびエアー・バッフル底面の RAID 超コンデンサー・モジュールはサポートされません。

  • Intel Xeon 6144、6146、6244、6246、6252N、8168、8171M、8180、8180M、8268、8270、8280、8280L および 8280M プロセッサーが取り付けられているサーバー・モデルの場合、以下の構成条件を満たしていることを確認してください。
    • 10 台の 2.5 型 NVMe ドライブのバックプレーンが取り付けられていない。

    • システム・ファンに障害が発生していない。

    • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリーが取り付けられていない。

    • NVMe PCIe フラッシュ・アダプターが取り付けられていない。

    • GPU がインストールされていない。

  • 10 台の 2.5 型 SAS/SATA/NVMe ドライブのバックプレーンが取り付けられているサーバー・モデルの場合、Intel Xeon 6154、6240C、6240Y、6242R、6246R、6248R、6254 および 6258R プロセッサーは以下の構成要件を満たしている場合にサポートされます。
    • システム・ファンに障害が発生していない。

    • 4 台の SAS/SATA/NVMe ドライブのみがドライブ・ベイ 6–9 に取り付けられている。

    • 背面ホット・スワップ・ドライブ・アセンブリーが取り付けられていない。

    • NVMe PCIe フラッシュ・アダプターが取り付けられていない。

    • GPU がインストールされていない。

    図 3. Intel Xeon 6154、6254 および 6240Y プロセッサーが取り付けられているサーバー・モデルの前面図
    Front view of server models installed with Intel Xeon 6154, 6254, and 6240Y processor