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E3.S ホット・スワップ・ドライブの取り付け

E3.S ホット・スワップ・ドライブを取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。

このタスクについて

重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

  • ドライブが入っている帯電防止パッケージをソリューションの塗装されていない金属面に接触させます。次に、ドライブをパッケージから取り出し、それを帯電防止面の上に置きます。

  • ドライブをサーバーから取り外す前に、特に RAID アレイの一部である場合は、必ずドライブ上のデータを保管したことを確認します。

  • ドライブ・コネクターを損傷しないように、ドライブを取り付けるか取り外すときは必ず、サーバーのトップ・カバーが定位置にあり、完全に閉じていることを確認します。

  • システムを適切に冷却するために、各ベイにドライブまたはドライブ・ベイ・フィラーを取り付けない状態で、2 分以上サーバーを動作させないでください。

  • ドライブ、ドライブ・コントローラー (システム・ボードに組み込まれたコントローラーを含む)、ドライブ・バックプレーン、またはドライブ・ケーブルを変更する前に、ドライブに保管されているすべての重要なデータをバックアップしてください。

  • RAID アレイのいずれかのコンポーネント (ドライブ、RAID カードなど) を取り外す前には、すべての RAID 構成情報をバックアップしてください。

以下に、サーバーがサポートするドライブのタイプの説明と、ドライブを取り付けるときに考慮すべき事項を示します。サポートされるドライブのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。
  • この章の説明のほかに、ドライブに付属の資料に記載されている説明に従ってください。
  • ソリューションの電磁気干渉 (EMI) 保全性および冷却は、すべてのベイと PCI および PCIe スロットをカバーするか、または占拠することによって保護されます。ドライブ、PCI、または PCIe アダプターを取り付けるときは、後でデバイスを取り外す場合に備えて、ベイまたは PCI、あるいは PCIe アダプター・スロット・カバーの EMC シールドとフィラー・パネルを保管しておきます。
  • サーバーにサポートされているオプション・デバイスの完全なリストについては、Lenovo ServerProven Web サイトを参照してください。
  • ドライブ・ベイには、取り付け順序を示す番号が付いています (番号「0」から開始)。ドライブ・ベイの番号については、前面図を参照してください。
ファームウェアとドライバーのダウンロード: コンポーネントの交換後、ファームウェアやドライバーの更新が必要になる場合があります。

手順

  1. E3.S ベゼルが取り付けられている場合は、E3.S ベゼルを取り外します。
    1. E3.S ベゼルのボタンを押してカバーを外します。
    2. E3.S ベゼルをサーバーから取り外します。
    図 1. E3.S ベゼルの取り外し
    Removing the E3.S bezel
  2. ベイ・フィラーがベイに取り付けられている場合は、ベイ・フィラーを取り外します。フィラーのリリース・レバーを引いて、フィラーをサーバーから引き抜きます。
    1. フィラーのリリース・タブをつまみます。
    2. ベイからフィラーを引き抜きます。
    図 2. ベイ・フィラーの取り外し

  3. E3.S ホット・スワップ・ドライブを取り付けます。
    1. ドライブ・ハンドルが開くの位置になっているか確認します。次に、ドライブをベイ内のガイド・レールに合わせ、ドライブが止まるまでベイに静かに押し込みます。
    2. カチッと音が鳴るまでドライブ・ハンドルを回転させ、閉じるの位置にします。
    図 3. E3.S ホット・スワップ・ドライブの取り付け
    Installing an E3.S hot-swap drive
  4. 追加のドライブを取り付ける場合は、ここで取り付けます。いずれかのベイが空のままの場合は、ベイ・フィラーで埋めます。
    • ベイ・フィラーを取り付けるには、しっかり固定されるまで空のベイに挿入します。

      図 4. ベイ・フィラーの取り付け

  5. ドライブ LED をチェックして、ドライブが正しく作動しているか確認します。
    • 黄色のドライブ・ステータス LED が連続して点灯している場合は、そのドライブに異常があり、交換する必要があります。

    • 緑色のドライブ活動 LED が点滅している場合は、そのドライブは正常です。

  6. 構成に応じて、必要であれば E3.S ベゼルの内部プレートを取り外します。
    • 覆うスペースに E3.S 1T ケージが取り付けられている場合は、E3.S ベゼルの内部プレートを取り外す必要があります。
    • 冷却と通気を確保するため、覆うスペースに E3.S 1T ケージが取り付けられていない場合は、E3.S ベゼルの内部プレートが必要です。
    1. タブを押して内部プレートを外します。
    2. E3.S ベゼルから内部プレートを回転させて取り外します。
    図 5. 内板の取り外し
    Removing the inner plate
  7. E3.S ベゼルをサーバーに取り付け直します。
    1. E3.S ベゼルをスロットに挿入します。
    2. E3.S ベゼルを、所定の位置にカチッと音がして収まるまでサーバーの方向に回転させます。
    図 6. E3.S ベゼルの取り付け
    Installing the E3.S bezel
    重要

    E3.S ベゼルは、サーバーの EMI 保全性が適切に保たれるように設計されています。E3.S ドライブを搭載したサーバー・モデルは、常にすべての E3.S ベゼルが取り付けられている状態で動作します。

完了したら

ThinkSystem RAID アダプターを使用して、サーバーが、RAID 操作用に構成されている場合は、ドライブを取り付けた後に、ディスク・アレイを再構成しなければならない場合があります。RAID 操作の詳細と、ThinkSystem RAID アダプターの使用に関する詳細な指示に関する追加情報は、ThinkSystem RAID アダプターの資料を参照してください。