上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) の取り付け
上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) を取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。
このタスクについて
安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。
サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。
静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。
サーバーをラックに取り付けている場合は、ラックからサーバーを取り外します。レールからサーバーを取り外すを参照してください。
上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) の交換後は、常にサーバーを最新のファームウェアに更新するか、既存のファームウェアを復元する必要があります。
ご使用のサーバーでのファームウェアとドライバーの最新の更新を確認するには、ThinkSystem SR950 V3 のドライバーおよびソフトウェアのダウンロード Web サイト を参照してください。
ファームウェア更新ツールについて詳しくは、ファームウェアの更新を参照してください。
手順
- 青色のハンドルをつかみ、シャーシ内側の T ピンが上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) にかみ合うまで、上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) をシャーシ内に下げます。図 1. 上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) の取り付け
- 上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) を固定します。図 2. 上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) を固定する
プランジャーをロック位置まで閉じます。
3 本のつまみねじを締めます。必要に応じて、ドライバーを使用してください。
- 電源ケーブルを、上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) に接続します。図 3. 上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) の電源ケーブルの接続
- 内部 UPI ケーブルを接続します。図 4. 内部 UPI ケーブルの接続
- 内部 UPI ケーブルを、ケーブル・クリップに通して配線します。
- 内部 UPI ケーブルを、上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) に接続します。
- 内部側波帯ケーブルを、上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) と下段のプロセッサー・ボード (MB) に接続します。図 5. 内部側波帯ケーブルの接続
- UPI モジュール・ケーブルを接続します。図 6. UPI モジュール・ケーブルの接続
- UPI モジュール・ケーブルを、上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) に接続します。
- UPI モジュール・ケーブルを、ケーブル・クリップに通して配線し、閉じます。
終了後
上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) を交換している場合は、すべてのメモリー・モジュールと PHM を再び取り付けます。メモリー・モジュールの取り付けおよびプロセッサーおよびヒートシンクの取り付けを参照してください。
上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) エアー・バッフルを再び取り付けます。上段のプロセッサー・ボード (CPU BD) エアー・バッフルの取り付けを参照してください。
前面トップ・カバーを再び取り付けます。前面トップ・カバーの取り付けを参照してください。
部品交換を完了します。部品交換の完了を参照してください。
デモ・ビデオ