ホット・スワップ・ドライブの取り付け
このセクションの手順に従って、ホット・スワップ・ドライブをドライブ・ベイに取り付けてください。必要に応じて、2.5 型ドライブを 3.5 型ドライブ・トレイ、3.5 型ドライブ・ベイの順に取り付けます。
このタスクについて
危険な電力が存在します。金属とショートさせると熱を発生し、金属の飛散、やけど、またはその両方を引き起こす可能性のある危険な電力の電圧です。
安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。
静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。
システム冷却を確実にするために、各ベイにドライブか、またはフィラーを取り付けない状態で、2 分を超えてソリューションを動作させないでください。
1 つ以上の NVMe ソリッド・ステート・ドライブを取り外す場合は、オペレーティング・システムを使用して事前に無効にすることをお勧めします。
ドライブ、ドライブ・コントローラー (システム・ボードに組み込まれたコントローラーを含む)、ドライブ・バックプレーン、またはドライブ・ケーブルを取り外す、あるいは変更する前に、ドライブに保管されているすべての重要なデータのバックアップを取ってください。
RAID アレイのいずれかのコンポーネント (ドライブ、RAID カードなど) を取り外す前には、すべての RAID 構成情報をバックアップしてください。
この章の説明のほかに、ドライブに付属の資料に記載されている説明に従ってください。
ソリューションの電磁気干渉 (EMI) 保全性および冷却は、すべてのベイと PCI および PCIe スロットをカバーするか、または占拠することによって保護されます。ドライブ、PCI、または PCIe アダプターを取り付けるときは、後でデバイスを取り外す場合に備えて、ベイまたは PCI、あるいは PCIe アダプター・スロット・カバーの EMC シールドとフィラー・パネルを保管しておきます。
サーバーでサポートされているオプション・デバイスの完全なリストについては、Lenovo ServerProven Web サイトを参照してください。
サーバーは、3.5 型ドライブ・トレイを使用した、2.5 型 SSD の 3.5 型ドライブ・ベイへの取り付けをサポートします。手順のオプション部分を参照してください。
ドライブ・ベイには、取り付け順序を示す番号が付いています (番号「0」から開始)。ドライブを取り付けるときは、この順序に従ってください。サーバー内のドライブ・ベイの位置を確認するには、前面図を参照してください。
容量の異なるハードディスク・ドライブの場合は、ドライブ・ベイの順番に従って、最小容量から最大容量の順にドライブを取り付けます。
単一の RAID アレイのドライブは同じタイプ、同じサイズ、同じ容量でなければなりません。
手順
終了後
- ドライブの状況 LED をチェックして、ドライブが正しく作動しているか確認します。
ドライブの黄色のドライブ・ステータス LED が点灯したままの場合は、ドライブに障害があり、交換する必要があります。
緑色のドライブ活動 LED が点滅している場合、そのドライブはアクセスされています。
ThinkSystem RAID アダプターを使用して、サーバーが、RAID 操作用に構成されている場合は、ドライブを取り付けた後に、ディスク・アレイを再構成しなければならない場合があります。RAID 操作の詳細と、ThinkSystem RAID アダプターの使用に関する詳細な指示に関する追加情報は、ThinkSystem RAID アダプターの資料を参照してください。
いずれかのドライブ・ベイが空のままの場合は、ドライブ・ベイ・フィラーで埋めます。
デモ・ビデオ