スナップショット・ボリュームのリポジトリー・ボリューム容量の設定
set snapVolume increase/decreaseRepositoryCapacityコマンドは、スナップショット・ボリュームのリポジトリー・ボリュームの容量を増減します。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。
容量を増やす場合の構文
set snapVolume[“<var id="GUID-FDCAF30C-655E-467B-B19D-68BE6855807F__V1593124" className="keyword varname">snapVolumeName</var>”] increaseRepositoryCapacity
(repositoryVolumes="repos_xxxx" |
repositoryVolumes=(<var id="GUID-FDCAF30C-655E-467B-B19D-68BE6855807F__V1593125" className="keyword varname">volumeGroupName</var> [capacity=<var id="GUID-FDCAF30C-655E-467B-B19D-68BE6855807F__V1593126" className="keyword varname">capacityValue</var>] |
repositoryVolumes=(<var id="GUID-FDCAF30C-655E-467B-B19D-68BE6855807F__V1593127" className="keyword varname">diskPoolName</var> [capacity=<var id="GUID-FDCAF30C-655E-467B-B19D-68BE6855807F__V1593128" className="keyword varname">capacityValue</var>])
容量を減らす場合の構文
set snapVolume ["<var id="GUID-FDCAF30C-655E-467B-B19D-68BE6855807F__V1111058" className="keyword varname">snapVolumeName</var>"] decreaseRepositoryCapacity
count=<var id="GUID-FDCAF30C-655E-467B-B19D-68BE6855807F__V1474252" className="keyword varname">numberOfVolumes</var>
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
snapVolume | プロパティを設定するスナップショット・ボリュームの名前。スナップショット・ボリュームの識別子は、二重引用符 (" ") で囲んだ上で角かっこ ([ ]) で囲みます。 |
repositoryVolume | 容量を増やすリポジトリー・ボリュームの名前。使用可能な標準ボリュームがリポジトリー・ボリュームに追加され、リポジトリー・ボリュームの容量が拡張されます。 リポジトリー・ボリュームの名前を定義するには、次の2つのオプションがあります。
既存のリポジトリー・ボリュームの名前は次の2つの部分で構成されます。
既存のリポジトリー・ボリュームの名前は二重引用符 (" ") で囲みます。 このコマンドを実行するときに新しいリポジトリー・ボリュームを作成する場合は、リポジトリー・ボリュームを含めるボリューム・グループまたはディスク・プールの名前を入力する必要があります。必要に応じて、リポジトリー・ボリュームの容量を定義することもできます。容量を定義する場合は、次の値を使用できます。
容量オプションを使用しない場合は、ストレージ管理ソフトウェアによって、ベース・ボリュームの容量の20%に設定されます。 新しいリポジトリー・ボリュームの名前は丸かっこで囲みます。 |
count | 削除するボリュームの数。整数値を使用します。 |
注記
名前には、英数字、下線 (_)、ハイフン (-)、シャープ (#) を任意に組み合わせて使用できます。名前の最大文字数は30文字です。
スナップショット・リポジトリー・ボリュームは拡張可能なボリュームで、標準ボリューム・エンティティを最大16個まで接続することで構成されます。拡張可能なリポジトリー・ボリュームは、最初は1つの要素だけで構成されます。その時点でのリポジトリー・ボリュームの容量は、その要素の容量と同じです。リポジトリー・ボリュームの容量は、標準のリポジトリー・ボリュームを接続することで拡張できます。その後、複数の要素で構成された拡張可能なリポジトリー・ボリュームの容量は、接続されたすべての標準ボリュームの合計容量となります。
スナップショット・グループのリポジトリー・ボリュームは、最小容量の要件 (次の合計) を満たす必要があります。
32 MB (スナップショット・グループおよびcopy-on-write処理の固定オーバーヘッドのサポート用)。
ロールバック処理の容量 (ベース・ボリュームの容量の5000分の1)。
この最小容量は、コントローラー・ファームウェアとストレージ管理ソフトウェアによって適用されます。