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DIMM の取り付け

DIMM を取り付けるには、この情報を使用します。

DIMM を取り付ける前に、以下のステップを実行してください。
  1. 安全についておよび 取り付け作業上の注意事項をお読みください。
  2. DIMM に付属の資料をお読みください。
  3. シャーシに計算ノードが取り付けられている場合は、取り外します (手順については、シャーシからの計算ノードの取り外し を参照)。
  4. 計算ノードのベゼルを手前に向けて、帯電防止されている平らな面に計算ノードを注意して置きます。

このコンポーネントは、オプションのデバイスまたは CRU として取り付けることができます。オプションのデバイスと CRU の取り付け手順は同じです。

DIMM の取り付けまたは取り外しをした後は、Setup Utility を使用して新構成情報を変更し保存する必要があります。計算ノードの電源を入れると、メモリー構成が変更されたことを示すメッセージが表示されます。Setup Utility を開始して「Save Settings」を選択し (詳細については、Setup Utility の使用 を参照)、変更を保存します。

DIMM 障害の結果として DIMM を取り付ける場合、その DIMM を再度有効にする必要がある場合があります。DIMM を再度有効にするには、以下のステップを実行してください。
  1. 取り付けられているメモリーの容量が期待されるメモリー容量であることを確認します。これは、オペレーティング・システムから確認するか、計算ノードの起動時にモニターを監視して確認するか、CMM sol コマンドを使用して確認するか、あるいは Flex System Manager 管理ソフトウェア (インストールされている場合) から確認します。
  2. Setup Utility を実行して、DIMM を再度有効にします (詳細については、Setup Utility の使用 を参照)。

計算ノードは、合計 24 個のデュアル・インライン・メモリー・モジュール (DIMM) コネクターを備えています。計算ノードは、4 GB、8 GB、16 GB、32 GB および 64 GB の容量のエラー訂正コード (ECC) 付き Low Profile (LP) DDR4 DIMM をサポートします。

次の図は、システム・ボード・コンポーネント (DIMM コネクターを含む) を示しています。


システム・ボード・コネクターを示す図

メモリーのアクセスは、4 つのチャネルを使用して内部的に行われます。メモリー・チャネルにはそれぞれ、1 つのマイクロプロセッサーごとに 3 個の DIMM コネクターがあります (合計で 6 個)。各チャネルごとに最大 8 個のランクを持つことができます。次の表ではメモリー・チャネルをリストし、マイクロプロセッサーごとにチャネルに取り付ける DIMM コネクターを示しています。

表 1. メモリー・チャネル構成.

「メモリー・チャネル構成」の表は 3 列の表であり、マイクロプロセッサー、メモリー・チャネル、および DIMM コネクターの間の関係を示しています。列 1 では、マイクロプロセッサー 1 および 2 をリストしています。列 2 では、各マイクロプロセッサーに関連付けられたメモリー・チャネルを示しています。列 3 では、各メモリー・チャネル内の DIMM コネクターをリストしています。

マイクロプロセッサーメモリー・チャネルDIMM コネクター
マイクロプロセッサー 1チャネル A4、5、および 6
チャネル B1、2、および 3
チャネル C7、8、および 9
チャネル D10、11、および 12
マイクロプロセッサー 2チャネル A19、20、および 21
チャネル B22、23、および 24
チャネル C16、17、および 18
チャネル D13、14、および 15

Setup Utility で設定されたメモリー・モードに応じて、1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられた計算ノードでは、最小 4 GB、最大 768 GB のシステム・メモリーをサポートすることができます。2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合は、計算ノードは最小 8 GB、最大 1536 GB のシステム・メモリーをサポートすることができます。

Setup Utility で設定されたメモリー・モードに応じて、1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられた計算ノードでは、最小 4 GB、最大 384 GB のシステム・メモリーをサポートすることができます。2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合は、計算ノードは最小 8 GB、最大 768 GB のシステム・メモリーをサポートすることができます。

以下の注記では、メモリーを取り付けるときに考慮する必要がある情報について説明しています。

  • 登録された (RDIMM) DDR4 DIMM のみを使用してください。
  • DIMM の最大容量:
    • registered DIMM (RDIMM): 768 GB (32 GB RDIMM を使用)
    • load reduced DIMM (LRDIMM): 1536 GB (64 GB LRDIMM を使用)
  • サポートされる RDIMM サイズ (GB): 4、8、16、32
  • サポートされる LRDIMM サイズ (GB): 32、64
  • 同じ計算ノード内で RDIMM と LRDIMM を混用することはできません。
  • DIMM は、UEFI ソフトウェアによって、Lenovo の純正モジュールであるか検証されます。純正以外のいずれかの DIMM が検出された場合は、システム・イベント・ログに通知メッセージが表示され、メモリーのパフォーマンスが制限される場合があります。純正以外の DIMM は Lenovo 保証の対象外です。
  • パフォーマンスを最適化するために、DIMM は 4 個セットで取り付けてください。
  • マイクロプロセッサーごとに、取り付けるメモリーの量を等しくすることをお勧めします。
  • 速度の異なる DIMM を取り付けた場合、チャネルのメモリーは、そのチャネル内で最低速の DIMM の速度で作動します。
  • 各チャネルごとに合計 8 個のランクがサポートされます。
  • multi-rank DIMM を取り付ける場合は、メモリー・チャネルの終端にあるコネクターを最初にして、ランクの高い DIMM から順に取り付けます。
  • quad-rank RDIMM はサポートされません。
  • ランク・マルチプリケーションがサポートされており、1 チャネルに最大 3 個のDIMM を使用できます。
  • チャネルごとに 3 個の DIMM を備えた構成で LRDIMM を取り付ける場合、標準の DIMM と比較してパフォーマンスが低下する可能性があります。
  • ミラーリング・モードと非ミラーリング・モードの混用はサポートされません。
  • ロック・ステップ・チャネル・モードはサポートされません。

計算ノードは、1 チャネルに取り付けられた DIMM の数に基づいて、以下の DIMM 速度をサポートします。

表 2. チャネルごとの DIMM 速度.

サポートされる DDR4 DIMM の表は、3 列の表であり、各行はサポートされる DIMM の特性を示しています。列 1 は DIMM の説明です。列 2 には、1 チャネルに取り付けられる DIMM の数がリストされています。列 3 には、DIMM の速度 (周波数) がリストされています。

メモリーの説明チャネルごとの DIMM速度 (MHz)
4 GB (1Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM12133 MHz
4 GB (1Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM22133 MHz
4 GB (1Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM31600 MHz
8 GB (1Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM12133 MHz
8 GB (1Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM22133 MHz
8 GB (1Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM31600 MHz
8 GB (2Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM12133 MHz
8 GB (2Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM22133 MHz
8 GB (2Rx8、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM31600 MHz
16 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM12133 MHz
16 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM22133 MHz
16 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM31866 MHz
32 GB (2Rx4、8 Gbit、1.2V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM12133 MHz
32 GB (2Rx4、8 Gbit、1.2V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM22133 MHz
32 GB (2Rx4、8 Gbit、1.2V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz RDIMM31600 MHz / 1866 MHz
32 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz LRDIMM12133 MHz
32 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz LRDIMM22133 MHz
32 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz LRDIMM31866 MHz
64 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz LRDIMM12133 MHz
64 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz LRDIMM22133 MHz
64 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2 V) PC4-17000 TruDDR4 2133 MHz LRDIMM31600 MHz / 1866 MHz
表 3. チャネルごとの DIMM 速度.

サポートされる DDR4 DIMM の表は、3 列の表であり、各行はサポートされる DIMM の特性を示しています。列 1 は DIMM の説明です。列 2 には、1 チャネルに取り付けられる DIMM の数がリストされています。列 3 には、DIMM の速度 (周波数) がリストされています。

メモリーの説明チャネルごとの DIMM速度 (MHz)
8 GB (1Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM12400 MHz
8 GB (1Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM22400 MHz
8 GB (1Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM31866 MHz
8 GB (2Rx8、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM12400 MHz
8 GB (2Rx8、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM22133 MHz
8 GB (2Rx8、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM31866 MHz
16 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM12400 MHz
16 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM22400 MHz
16 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM31866 MHz
32 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM12400 MHz
32 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM22400 MHz
32 GB (2Rx4、4 Gbit、1.2V) PC4-19200 DDR4 2400 MHz LP RDIMM31866 MHz
次の 3 つのメモリー・モードがあります。
  • 独立チャネル・モード: 独立チャネル・モードでは、1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合は最大 768 GB、2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合は最大 1,536 GB のメモリーが使用可能です (64 GB DIMM 使用時)。
  • 独立チャネル・モード: 独立チャネル・モードでは、1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合は最大 384 GB、2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合は最大 768 GB のメモリーが有効です (32 GB DIMM 使用時)。
  • ランク・スペアリング・モード: ランク・スペアリング・モードでは、1 個のメモリー DIMM ランクが同じチャネル上の他のランクのスペアとして機能します。スペア・ランクは、常に予約されており、アクティブ・メモリーとして使用されることはありません。スペア・ランクは、同じチャネル上のすべての他のアクティブ DIMM ランク以上のメモリー容量でなければなりません。エラーしきい値を超えると、そのランクの内容がスペア・ランクにコピーされます。DIMM のランクに障害が発生すると、そのランクはオフラインにされ、スペア・ランクがオンラインになって障害のあるランクの代わりにアクティブ・メモリーとして使用されます。

    メモリー・ランク・スペアリング・モードでは偶数の DIMM が必要です。サーバーに奇数の DIMM が取り付けられている場合は、Setup Utility の「Memory」メニューからメモリー・ランク・スペアリング・モードを無効にしてください。Setup Utility の使用を参照してください。

    メモリー・ランク・スペアリング・モードを無効にした後、メモリー構成が無効であることを示すメッセージが表示される場合は、IMM2 を再起動します。または、サーバーの電源をオフにして AC 電源から切り離してから再接続し、その後サーバーの電源を再度オンにします。
    以下の注記では、ランク・スペアリング・メモリー・モードを選択するときに考慮する必要がある追加情報について説明しています。
    • 1 つのチャネル上のランク・スペアリングは、その他のすべてのチャネルのスペアリングから独立しています。
    • ランク・スペアリングを使用するには、それぞれのマイクロプロセッサーごとに少なくとも 1 つの DIMM ペアを取り付けてください。チャネルに DIMM が 1 つだけあり、その DIMM が single-rank または dual-rank である場合は、メモリー・スペアリングを使用しないでください。
    • システムで使用可能な実効メモリーは、取り付けたメモリーより少なくなります。
    • Setup Utility を使用して、DIMM ランクのステータスを判別することができます。
  • ミラーリング・チャネル・モード: ミラーリング・チャネル・モードでは、メモリーをペアで取り付けます。ペアの各 DIMM は、サイズおよびアーキテクチャーが同一でなければなりません。チャネルはペアでグループ化され、ペアのチャネルはそれぞれ同じデータを受信します。1 つのチャネルが他方のバックアップとして使用され、冗長性を提供します。チャネル A のメモリーの内容がチャネル B に複製され、チャネル C のメモリーの内容がチャネル D に複製されます。システムで使用可能な実効メモリーは、取り付けられたメモリーの半分のみです。

各マイクロプロセッサーごとに 1 個の DIMM が最小要件です。ただし、最適なパフォーマンスのために、DIMM を 4 個セットで取り付けることで、4 個すべてのチャネルにメモリーを等しく分配することができます。2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合は、マイクロプロセッサー間で同等になるようにメモリーをすべてのチャネルに分配します。

独立チャネル・モードの場合、次の表で示されている順序で DIMM を取り付けます。
表 4. 独立チャネル・モードの DIMM 装着順序.

「独立チャネル・モードの DIMM 装着順序」の表は 5 列の表であり、各行で、独立チャネル・モードでの DIMM の取り付け順序を示しています。列 1 では、DIMM の取り付け順序をリストしています。列 2 は、1 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムで、装着に使用する DIMM コネクターを示しています。列 3 は、1 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムで、チャネルごとの DIMM の数を示しています。列 4 は、2 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムで、装着に使用する DIMM コネクターを示しています。列 5 は、2 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムで、チャネルごとの DIMM の数を示しています。

取り付け済みの DIMM の数1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合
DIMM スロット番号チャネルごとの DIMMDIMM スロット番号チャネルごとの DIMM
14141
2916
319
41221
5521
6813
7212
81124
96352
10717
1138
121020
13使用しません - 1 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムでは、DIMM の最大数は 12 です。2
1414
1511
1623
1763
1818
197
2019
213
2215
2310
2422
ランク・スペアリング・モードの場合、次の表で示されている順序で DIMM を取り付けます。
表 5. ランク・スペアリング・モードの DIMM 装着順序.

「ランク・スペアリング・モードの DIMM 装着順序」の表は 5 列の表であり、各行で、ランク・スペアリング・モードでの DIMM の取り付け順序を示しています。列 1 では、DIMM ペアの取り付け順序をリストしています。列 2 および 3 は、チャネルごとに 2 つの DIMM を使用する場合に、装着に使用する DIMM コネクターを示しています。列 4 および 5 は、チャネルごとに 3 つの DIMM を使用する場合に、装着に使用する DIMM コネクターを示しています。

DIMM ペアの取り付け順序チャネルごとに 2 つの DIMMチャネルごとに 3 つの DIMM
1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合
14 および 54 および 54、5、および 64、5、および 6
28 および 920 および 217、8、および 919、20、および 21
31 および 28 および 91、2、および 37、8、および 9
411 および 1216 および 1710、11、および 1216、17、および 18
5該当しません1 および 2該当しません1、2、および 3
623 および 2422、23、および 24
711 および 1210、11、および 12
813 および 1413、14、および 15

ミラーリング・チャネル・モードの場合、次の表で示されている順序で DIMM を取り付けます。

表 6. ミラーリング・チャネル・モードの DIMM 装着順序.

「ミラーリング・チャネル・モードの DIMM 装着順序」の表は 5 列の表であり、各行で、ミラーリング・チャネル・モードでの DIMM の取り付け順序を示しています。列 1 では、DIMM の取り付け順序をリストしています。列 2 は、1 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムで、装着に使用する DIMM コネクターを示しています。列 3 は、1 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムで、チャネルごとの DIMM の数を示しています。列 4 は、2 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムで、装着に使用する DIMM コネクターを示しています。列 5 は、2 個のマイクロプロセッサーを使用するシステムで、チャネルごとの DIMM の数を示しています。

DIMM ペア1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合
DIMM スロット番号チャネルごとの DIMMDIMM スロット番号チャネルごとの DIMM
14 および 1114 および 111
29 および 12121 および 241
32 および 5129 および 121
48 および 11113 および 161
53 および 6132 および 512
67 および 10120 および 231
7なし8 および 111
8なし14 および 171
9なし3 および 613
10なし19 および 221
11なし7 および 101
12なし15 および 181
  1. ミラーリング・チャネル・モードでは、DIMM ペアは、サイズ、タイプ、およびランク数が同一でなければなりません。

DIMM を取り付けるには、次のステップを実行してください。

DIMM の取り外しや取り付けは、一度に 1 つのマイクロプロセッサーに対して行います。

  1. カバーを取り外します (計算ノード・カバーの取り外し を参照)。
  2. DIMM に付属の資料を読みます。
  3. DIMM コネクター上に取り付けられているエアー・バッフルを取り外します。

    エアー・バッフルの取り外しと取り付けを示す図
  4. DIMM コネクターの位置を確認します (システム・ボード・コネクターを参照)。DIMM を取り付ける予定の DIMM コネクターを判別します。
  5. DIMM が入っている帯電防止パッケージを Lenovo Flex System シャーシの塗装されていない金属部分、あるいは DIMM を取り付けるラックの接地されたコンポーネントの塗装されていない金属面に少なくとも 2 秒間接触させてください。その後、DIMM をパッケージから取り出します。
    ノードの DIMM の取り外し/取り付けを示す図
  6. DIMM コネクターの両方の保持クリップが開いた位置にあることを確認します。
    重要
    保持クリップの破損や DIMM コネクターの損傷を防止するために、クリップは慎重に取り扱ってください。
    マイクロプロセッサー 1 とマイクロプロセッサー 2 の隣接する DIMM コネクターの保持クリップは、同時に開くことができません。各マイクロプロセッサーの DIMM の取り外しや取り付けは、一度に 1 つずつ行います。

    DIMM 保持クリップを示す図
    スペースの制約のために必要であれば、先のとがったツールを使用して保持クリップを開いてもかまいません。ツールの先端を保持クリップ上部のくぼみに差し込みます。次に、慎重に保持クリップを回転させ、DIMM コネクターから外します。
  7. DIMM の切り欠きがシステム・ボード上の DIMM コネクターに正しく合うように、DIMM の向きを合わせます。
  8. DIMM を押して DIMM コネクターに差し込みます。保持クリップが DIMM をコネクターにロックします。
  9. 保持クリップの小さなタブが DIMM の切り欠きとかみ合っていることを確認します。DIMM と保持クリップの間にすき間がある場合は、DIMM は正しく取り付けられていません。DIMM をしっかりとコネクターに押し入れてから、タブが完全に納まるまで保持クリップを DIMM 側に押します。DIMM が正しく取り付けられていると、保持クリップは DIMM の両サイドと平行になります。

    エアー・バッフルの取り外しと取り付けを示す図
    エアー・バッフルを取り付けるには、DIMM コネクターの保持クリップが閉じた位置になっている必要があります。
  10. DIMM コネクター上にエアー・バッフルを取り付けます。
    重要
    適切なシステム冷却を維持するために、DIMM コネクターの上にエアー・バッフルを取り付けずに計算ノードを作動させないでください。
DIMM を取り付けた後、以下のステップを実行してください。
  1. 計算ノードにカバーを取り付けます (手順については 計算ノード・カバーの取り付け を参照)。
  2. 計算ノードをシャーシの中に取り付けます (手順については、シャーシへの計算ノードの取り付け を参照)。