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チェックアウト手順について

このトピックでは、サーバーのチェックアウト手順について説明します。

ハードウェアの問題を診断するためのチェックアウト手順を行う前に、以下の情報をよくお読みください。

  • 作業を開始する前に、安全について、および 取り付け作業上の注意事項をお読みください。
  • Dynamic System Analysis (DSA) は、サーバーの主要コンポーネント (イーサネット・コントローラー、キーボード、マウス (ポインティング・デバイス)、シリアル・ポート、およびハードディスク・ドライブなど) の基本テスト方式を提供します。これらのプログラムを使用して、一部の外部デバイスをテストすることもできます。問題の原因がハードウェアにあるか、ソフトウェアにあるかが不確実な場合は、診断プログラムを使用して、ハードウェアが正しく作動しているかどうかを確認することができます。
  • DSA を実行すると、1 つの問題で複数のエラー・メッセージが出されることがあります。その場合は、最初のエラー・メッセージの原因を解決してください。通常、次回に DSA を実行するときは、他のエラー・メッセージは出なくなります。
    制約事項: 複数のエラー・コードあるいは複数の light path 診断 LED が 1 つのマイクロプロセッサー・エラーを示す場合、エラーはマイクロプロセッサー内またはマイクロプロセッサー・ソケット内にある可能性があります。マイクロプロセッサー問題の診断については、 マイクロプロセッサーの問題 を参照してください。
  • 診断プログラムを実行する前に、障害のあるサーバーが共用ハードディスク・ドライブ・クラスター (外部ストレージ・デバイスを共用する複数のシステム) の一部であるかどうかを判別する必要があります。クラスターの一部である場合は、記憶装置 (つまり、記憶装置内のハードディスク・ドライブ) または記憶装置に接続されているストレージ・アダプターをテストするプログラムを除いて、すべての診断プログラムを実行できます。以下の場合は、障害のあるサーバーがクラスターの一部である可能性があります。
    • ユーザーが、障害のあるサーバーがクラスター (外部ストレージ・デバイスを共用する複数のサーバー) の一部であると確認した場合。
    • 1 つ以上の外部記憶デバイスが障害を起こしているサーバーに接続されており、接続されている記憶デバイスの少なくとも 1 つは別のサーバーまたは未確認デバイスにも接続されている場合。
    • 1 つ以上のサーバーが、障害を起こしているサーバーの近くに配置されている場合。
    重要
    サーバーが共用ハードディスク・ドライブ・クラスターの一部である場合は、一度に 1 つだけテストを実行してください。クイック テストや 通常 テストなど、一組になっているテストを実行しないでください。これを行うと、一連のハードディスク・ドライブ診断テストが有効にされることがあります。
  • サーバーが停止され、POST エラー・コードが表示される場合は、UEFI/POST エラー・コードを参照してください。サーバーが停止されるが、エラー・メッセージが表示されない場合は、症状別トラブルシューティングおよび 未解決問題の解決を参照してください。
  • 電源の問題については、電源の問題の解決および 電源 LEDを参照してください。
  • 偶発的な問題が生じる場合は、イベント・ログをチェックしてください。これについては、イベント・ログおよびDSA 診断テスト結果を参照してください。