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ディスク・シェルフ ID の変更

始める前に

  • シェルフは、アクティブな集約のない新品であることを確認します。シェルフ ID の変更は、既存のシェルフでの中断を伴う操作です。

  • システムで既に使用されているシェルフ ID を確認するには、storage shelf show -fields shelf-id コマンドを実行します。

このタスクについて

  • 有効なシェルフ ID は 00 ~ 99 です。
  • シェルフ ID は、HA ペア内で固有でなければなりません。

    プラットフォームに内部ストレージがある場合は、シェルフ ID は内部ディスク・シェルフおよび外部接続ディスク・シェルフ全体で固有であることが必要です。

  • 変更されたシェルフ ID を有効にするには、ディスク・シェルフで電源サイクルを実行する必要があります。
  1. まだオンになっていない場合はディスク・シェルフの電源をオンにします。
  2. 左端のキャップを取り外し、シェルフ LED の近くにあるボタンの位置を確認します。
  3. デジタル表示の最初の数値が点滅するまでオレンジ色のボタンを長押しし、シェルフ ID の最初の数値を変更します。これには、最大 3 秒かかります。
    ID が点滅するまで 3 秒以上かかる場合、ボタンをもう一度押し、点滅するまで押してください。
    これにより、ディスク・シェルフ ID プログラミング・モードがアクティブ化されます。
  4. ボタンを押し、目的の数値になるまで数値を進めます (0 から 9)。
    最初の数値が点滅し続けます。
  5. デジタル表示の 2 番目の数値が点滅するまでボタンを長押しし、シェルフ ID の 2 番目の数値を変更します。これには、最大 3 秒かかります。
    デジタル表示の最初の数値が点滅を停止します。
  6. ボタンを押し、目的の数値になるまで数値を進めます (1 から 9)。
    2 番目の数値が点滅し続けます。
  7. 2 番目の数値が点滅を停止するまでボタンを長押しし、目的の数値に固定してプログラミング・モードを終了します。これには、最大 3 秒かかります。
    デジタル表示の両方の数値が点滅を開始し、約 5 秒後、オペレーター表示パネルの黄色の LED が点灯します。これは、保留中のディスク・シェルフ ID がまだ有効になっていないことの警告です。
  8. ディスク・シェルフの電源サイクルを行って、シェルフ ID を有効にします。
    • ONTAP がまだ実行されていない場合、少なくとも 10 秒間待ってから電源をもう一度オンにして電源サイクルを完了します。

    • ONTAP が実行されている場合 (コントローラーを使用してデータを処理できます)、少なくとも 70 秒間待ってから電源をもう一度オンにして電源サイクルを完了する必要があります。この時間により、ONTAP が古いディスク・シェルフ・アドレスを削除して、新しいディスク・シェルフ・アドレスのコピーを更新することができます。

  9. 左端のキャップを交換します。
  10. 追加のディスク・シェルフごとに手順 1 ~ 9 を繰り返します。
  11. シェルフ ID を手動で割り当てた場合、システムに重複するシェルフ ID がないことを確認します。

    2 台以上のディスク・シェルフの ID が同じ場合、システムは 100 以上ソフト ID 番号を重複するディスク・シェルフに割り当てます。ソフト ID (重複する) 番号は変更する必要があります。

    1. storage shelf show -fields shelf-id コマンドを実行し、重複する ID を含む、既に使用中のシェルフ ID のリストを表示します。
    2. システムに重複するシェルフ ID がある場合、以下の手順を繰り返して重複するシェルフ ID を変更します。