メインコンテンツまでスキップ

マルチパス接続のコントローラー - スタック間配線ワークシートのテンプレート

ワークシート・テンプレートを完成させると、IOM12 モジュールが搭載されたディスク・シェルフのスタックにコントローラーを配線するために使用できるコントローラー SAS ポート・ペアを定義し、HA ペア構成でマルチパス接続を実現できます。完成したワークシートを使用して、構成のマルチパス接続を自分で配線することもできます。

始める前に

ご使用の HA ペア構成は、DM3000x、DM5000x、または DM7000x構成にできません。DM3000x、DM5000x、または DM7000x構成は固有のワークシートを使用します。一般的な DM3000x、DM5000x、または DM7000x構成のコントローラー - スタック間配線ワークシートおよび配線例セクションを参照してください。

このタスクについて

  • この手順およびワークシート・テンプレートは、マルチパス HA、または 1 つ以上のスタックを持つマルチパス構成でのマルチパス接続の配線に適用されます。

    完成したワークシートの例は、マルチパス HA およびマルチパス構成用に用意されています。

    ワークシートの例では、2 個のクアッド・ポート SAS HBA と、IOM12 モジュールを搭載したディスク・シェルフの 2 つのスタックを持つ構成が使用されています。

  • ワークシート・テンプレートでは、最大 6 つのスタックを使用できます。必要な場合は、複数の列を追加する必要があります。
  • 必要に応じて、サポートされている構成、コントローラーのスロット番号付け規則、シェルフ間接続、コントローラー - シェルフ間接続 (ポート・ペアの使用を含む) の詳細について、SAS 配線規則セクションを参照できます。
  • ワークシートを完成させたら、必要に応じて、マルチパス接続のコントローラー - スタック間接続を配線するためのワークシートの読み方セクションを参照できます。


  1. 灰色のボックスの上のボックスに、システムのすべての SAS A ポートをリストした後、スロットの順序 (0、1、2、3 など) でシステム上のすべての SAS C ポートをリストします。

    例: 1a、2a、1c、2c

  2. 灰色のボックスに、システムのすべての SAS B ポートをリストした後、スロットの順序 (0、1、2、3 など) でシステム上のすべての SAS D ポートをリストします。

    例: 1b、2b、1d、2d
  3. 灰色のボックスの下のボックスで、リストの最初のポートがリストの最後に移動するように、D および B のポート・リストを書き直します。

    例: 2b、1d、2d、1b
  4. 各スタックのポート・ペアを丸で囲みます (指定します)。

    すべてのポート・ペアがシステム内のスタックの配線に使用されている場合、ワークシートに定義 (リスト) された順番でポート・ペアを丸で囲みます。

    たとえば、8 個の SAS ポートと 4 個のスタックを搭載したマルチパス HA 構成では、ポート・ペア 1a/2b がスタック 1 に、ポート・ペア 2a/1d がスタック 2 に、ポート・ペア 1c/2d がスタック 3 に、ポート・ペア 2c/1b がスタック 4 に配線されます。



    システム内のスタックの配線にすべてのポート・ペアを必要としない場合は、ポート・ペアをスキップします (ポート・ペアを 1 つおきに使用します)。

    たとえば、8 個の SAS ポートと 2 個のスタックを搭載したマルチパス HA 構成では、ポート・ペア 1a/2b がスタック 1 に、ポート・ペア 1c/2d がスタック 2 に配線されます。2 個の追加スタックは後でホット・アドされ、ポート・ペア 2a/1d はスタック 3 に、ポート・ペア 1c/2d はスタック 4 に配線されます。

    ご使用のシステム内にスタックのケーブル接続に必要な数を超えるポート・ペアがある場合は、システム上の SAS ポートを最適化するために、いくつかのポート・ペアをスキップすることをお勧めします。SAS ポートを最適化することで、ご使用のシステムのパフォーマンスが最適化されます。


    システムの配線に完成したワークシートを使用できます。