フリーズしたドライブのドライブ・データを安全に消去できない

オンボード SATA ハードディスク・ドライブは、デフォルトではフリーズ状態です。サーバーにフリーズしているドライブがある場合、Lenovo XClarity Administrator はフリーズしているドライブを一時的に解除し、ベア・メタル更新 (BMU) で起動してドライブを消去します。XClarity Administrator BMU が終了してサーバーがオペレーティング・システムを起動すると、ドライブは自動的に再びフリーズします。

XClarity Administrator で管理対象認証モードを使用してサーバーが管理されている場合、XClarity Administrator ではローカル資格情報ではなく、サーバーを管理および監視するための SYSMGR_xxx LDAP アカウントを作成します (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントの認証サーバーの管理)。その SYSMGR_xxx LDAP アカウントには IPMI 特権が付与されていないため、XClarity Administrator はディスクのフリーズを解除できず、そのサーバーでの安全な消去の操作が失敗します。

この問題を解決するには、ローカル認証モードを使用してサーバーを管理し、ドライブの安全な消去を試行します。