Lenovo XClarity Administrator の管理
ユーザーの追加やジョブの表示など、いくつかの管理タスクは Lenovo XClarity Administrator から実行できます。
- 認証と許可の管理
Lenovo XClarity Administrator には、ユーザーの資格情報を確認し、リソースとタスクへのアクセスを制御するためのセキュリティー・メカニズムが用意されています。 - セキュアな環境の実装
環境のセキュリティー要件を評価し、すべてのセキュリティー・リスクを理解して、それらのリスクを最小限に抑えることが重要です。Lenovo XClarity Administrator には、環境の保護に役立つ機能がいくつか含まれています。環境のセキュリティー計画の実施に役立つ情報を以下に示します。 - VMware ツールの使用
VMware ツール・パッケージは、Lenovo XClarity Administrator を VMware ESXi ベース環境にインストールする場合に、仮想マシンのゲスト・オペレーティング・システムにインストールされます。このパッケージは、アプリケーションの状態と継続性を保持しながら、最適化された仮想アプライアンスのバックアップと移行をサポートする VMware ツールのサブセットを提供します。 - ネットワーク・アクセスの構成
Lenovo XClarity Administrator の初期セットアップ時に、最大 2 つのネットワーク・インターフェースを構成します。また、これらのインターフェースのうちどちらをオペレーティング・システムのデプロイメントに使用するかを指定する必要があります。これらの設定は初期セットアップ後に変更できます。 - 日付と時刻の設定
Lenovo XClarity Administrator に使用される日付と時刻を設定できます。 - インベントリー設定の設定
デバイス名を表示するために使用するプロパティを含む管理対象デバイスのインベントリー設定を設定できます。 - アラートおよびイベント生成のしきい値設定の設定
しきい値設定をセットして、ThinkSystem や ThinkServer サーバーの寿命などの特定の値が警告レベルまたはクリティカル・レベルを超過したときにアラートとイベントを発生させることができます。 - Lenovo サポート への自動問題通知 (コール・ホーム) のセットアップ
特定の保守可能なイベント (リカバリー不能なメモリー・エラーなど) を特定の管理対象デバイスから受信した場合に問題を解決できるように、コール・ホーム を使用してすべての管理対象デバイスのサービス・データを Lenovo サポート に自動的に送信するようにサービス・フォワーダーを構成できます。このサービス・フォワーダーは、デフォルト・コール・ホームと呼ばれます。
- システム・データと設定のバックアップ、復元、移行
Lenovo XClarity Administrator を使用して、システム・データと設定、およびオペレーティング・システム・イメージやファームウェア更新、OS デバイス・ドライバーなどのインポートされたファイルを、バックアップおよび復元できます。 - ディスク・スペースの管理
Lenovo XClarity Administrator によって使用されているディスク・スペースの大きさを管理できます。すぐには必要のない大きなデータ・ファイルを リモート共有 に移動するか、不要になったリソースを削除します。 - リモート共有の管理
リモート共有をマウントし、Lenovo XClarity Administrator のバックアップやファームウェア更新などの大きなデータ・ファイルをローカル・リポジトリーからリモート共有に移動して、管理サーバーで使用できるディスク・スペースを管理できます。 - ユーザー・インターフェースの言語の変更
ログイン後、ユーザー・インターフェースの言語を変更できます。 - XClarity Administrator のシャットダウン
Lenovo XClarity Administrator がシャットダウンすると、Lenovo XClarity Administrator への接続が失われます。 - XClarity Administratorの再起動
シャットダウン後に Web インターフェースまたはハイパーバイザーから Lenovo XClarity Administrator を再起動できます。
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