リモート共有の管理
リモート共有をマウントし、Lenovo XClarity Administrator のバックアップやファームウェア更新などの大きなデータ・ファイルをローカル・リポジトリーからリモート共有に移動して、管理サーバーで使用できるディスク・スペースを管理できます。
始める前に
XClarity Administrator をコンテナーとして実行する際は、インストール時に yml ファイルを使用してリモート共有をコンテナーに取り付けます (XClarity Administratorオンライン・ドキュメントの「Docker、CentOS、Citrix、Red Hat KVM、Rocky、Ubuntu、VMware ESXi、または Windows Hyper-V 環境での Lenovo XClarity Administrator のインストール を参照)。
XClarity Administrator を仮想アプライアンスとして実行する際に、リモート共有 を取り付け・取り外すには、lxc-supervisor 権限が必要です・
ファイル・サーバーと XClarity Administrator 間のネットワークが高速で安定していることを確認します。
このタスクについて
XClarity Administrator のバックアップとファームウェア更新を保存するには、それぞれ別のリモート共有を使用する必要があります。
XClarity Administrator のバックアップ・ファイルは、リモート共有から直接使用することはできません。バックアップ・ファイルを使用するには、ローカル・リポジトリーに戻す必要があります。
現在、SSHFS のみサポートされます。
手順
仮想アプライアンスとして XClarity Administrator を実行する際に、リモート共有 を追加するには、次の手順を実行します。
- XClarity Administrator のメニュー・バーで、 の順にクリックします。「リモート共有」ページが表示されます。
- 「作成」アイコン () をクリックして、リモート共有を作成します。「リモート共有作成」ダイアログが表示されます。
- リモート共有をホストするファイル・サーバーの IP アドレス指定します。
- リモート共有へのアクセスに使用する保存された資格情報を指定します。ヒント保存された資格情報を作成するには、保存された資格情報の管理 を参照してください。
- リモート共有のマウントに使用する管理サーバーのマウント・ポイント (ローカル・ディレクトリー) を指定します。重要パスは
/mnt で開始する必要があります。 - 管理サーバーで、リモート共有としてマウントする共有ディレクトリー (リモート・サーバーのパス) を指定します。
- 「作成」をクリックします。
終了後
- リモート共有を選択して「削除」() アイコンをクリックし、リモート共有をマウント解除します。
- XClarity Administrator のバックアップ・ファイルをリモート共有との間で移動します (ディスク・スペースの管理 を参照)。
- XClarity Administrator を構成して、ファームウェア更新リポジトリとしてリモート共有を使用します (「ファームウェア更新のリモート・リポジトリーの使用」を参照)。