ファームウェア更新のリモート・リポジトリーの使用
デフォルトでは、Lenovo XClarity Administrator はファームウェア更新を保存するためにローカル (内部) リポジトリーを使用します。SSHFS (SSH File System) を使用してマウントされたリモート共有をリモート・リポジトリーとして使用することで、XClarity Administrator のローカル・リポジトリーで使用できるディスク・スペースを解放できます。そのうえで、リモート・リポジトリーから直接ファームウェア更新ファイルを使用して、デバイスのファームウェアのコンプライアンスを維持できます。
始める前に
ファームウェア更新のみをリモート共有に保存できます。Windows のデバイス・ドライバーや XClarity Administrator の更新は、ローカルの更新リポジトリーにのみ保存できます。
このタスクについて
ファームウェア更新リポジトリーの場所を変更する場合、元のリポジトリーから新しいリポジトリーにすべてのファームウェア更新をコピーできます。
場所を変更しても、元のリポジトリーのファームウェア更新ファイルは自動的にクリーンアップされません。
XClarity Administrator にリモート・リポジトリーの読み取り/書き込み権限がある場合の動作は、ローカル・リポジトリーを使用する場合と同じです。ただし、XClarity Administrator に読み取り専用権限がある場合は、カタログを最新の情報に更新したり、更新をリポジトリーにダウンロード/インポートしたりすることはできません。
複数の XClarity Administrator インスタンスで同じリモート・リポジトリーを共有できます。ただし、1 つの XClarity Administrator インスタンスがリポジトリーを変更しても、他の XClarity Administrator インスタンスには自動的に通知されません。リポジトリーを最新の情報に更新して、最新の詳細を取得する必要があります。リポジトリーを最新の情報に更新するには、「ファームウェア更新: リポジトリー」ページで をクリックします。
手順
リモートのファームウェア更新リポジトリーを使用するには、以下の手順を実行します。