イベントとアラートのメッセージ
以下のメッセージは、Lenovo XClarity Administrator の使用時に発生する可能性がある問題を解決するために役立ちます。XClarity Administrator によって生成されるメッセージは、イベント・ログまたはアラート・ログに記録されます。
- イベント ID
- イベントまたはイベントのクラスを一意に識別する文字列。これは、次の形式の 12 文字の文字列です。
FQXppnnxxxxc
ここで、それぞれ以下の意味があります。
- pp は、イベントが発生する次のような製品を示します。
DE。ThinkSystem DE シリーズのストレージ・デバイス
HM。XClarity Administrator
RS。Lenovo RackSwitch デバイス
SP。Lenovo ThinkAgile および ThinkSystem デバイス
ST。Lenovo Storage デバイス
STDM。ThinkSystem DM シリーズのストレージ・デバイス
TS。Lenovo ThinkServer デバイス
XS。Lenovo XClarity Controller
- nn はイベントが発生するコンポーネントを識別します。XClarity Administrator イベントは、以下のコンポーネント ID を使用します。他のデバイスのコンポーネント ID については、管理対象デバイスの資料を参照してください。
CN。コンソール
CP。構成パターン
CR。仮想アプライアンス
DI。検出およびデバイス管理
DM。データ管理
EM。イベントと監視
FC。オペレーティング・システム・デプロイメント
JM。ジョブ管理
MF。メトリック・データ収集およびフォワーダー
MI。データ移行
NM。ネットワーク管理
RC。リモート制御
SE。セキュリティー
SP。スイッチ・ポート
SS。サービスおよびサポート
ST。ストレージ管理
TS。ThinkServer 管理
UP。更新
- xxxx は、特定のメッセージを識別します。
- c は、重大度を以下のように識別します。
I。通知のみ。操作は不要です
F。「警告」。操作は不要です
G。「警告」。操作を遅延させることができます
H。警告 (マイナー)。操作を遅延させることができます
J。警告 (マイナー)。即時操作が必要です
K。エラー (メジャー)。操作を遅延させることができます
L。エラー (メジャー)。即時操作が必要です
M。エラー (クリティカル)。即時操作が必要です
N。エラー (致命的)。即時操作が必要です
- pp は、イベントが発生する次のような製品を示します。
- 引数
- イベントの説明に含まれる各置換変数 ([arg2] や [arg1] など) の説明。
- 重大度
- 以下に示す、状態の懸念度。
- 「通知」。監査のために記録されたイベントです。ユーザー処置や正常な状態変更であるのが一般的です。
- 「警告」。このイベントは、エラーほど重大ではありませんが、可能であれば、エラーになる前に状態を修正する必要があります。追加の監視や保守が必要な場合もあります。
- 「エラー」。このイベントは、サービスや正常な機能が損なわれる障害状態または重大な状態です。
- アラート・カテゴリー
- アラートは、「監査 -- ユーザー操作」などのカテゴリーに分類されます。
- 保守可能
- 問題を解決するためにユーザー処置または Lenovo サポートによる処置が必要かどうかを示します。
- 自動的にサポートに通知
- コール・ホーム が構成されていて有効になっている場合、XClarity Administrator がこのイベントのサービス・チケットを自動的に開いて診断ファイルを Lenovo サポート・センター に転送するかどうかを示します。
- ユーザー応答
- イベントを解決するために実行する必要がある処置。
手順を、問題が解決するまで順番に実行します。推奨されるすべての処置を実行しても問題が解決しない場合は、Lenovo サポートに連絡します。